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最も経済的活気のある都市はどこ? 不動産投資の参考にもなる世界都市ランキングをご紹介【後編】

Highlights

  • 世界都市ランキング上位30カ国からオープンハウスのイチオシ都市をご紹介
  • ロサンゼルス、アトランタ、ダラスがアメリカ不動産投資のおすすめ都市
  • 複数年のランキングを比較すると、不動産市場のリアルな動向が見えてくる

世界都市ランキングの中から、オープンハウスおすすめ都市をご紹介

不動産市場は、街そのものの景気や成長性に大きく左右されるもの。不動産投資を行う上でも物件が位置する「都市の成長度」を細かくチェックしておくことが欠かせません。

前編の記事ではイギリスの老舗アセットマネジメント専門企業・シュローダー社が公開している世界の都市ランキング「グローバル・シティズ・インデックス」についてご紹介。上位30都市のラインナップを見てきましたが、そのうち17都市をアメリカの都市が占めるという圧巻の結果でした。17都市の中には、オープンハウスが投資用物件を提供している都市もランクインしています。

後編ではランキング入りしたアメリカの都市の中でも、特にオープンハウスが推したいおすすめの都市をご紹介します。

 

ロサンゼルス、アトランタ、ダラスの投資面での魅力とは?

グローバル・シティズ・インデックス堂々の1位に輝いたのが、アメリカ西海岸に位置するロサンゼルス。北米最大級の都市でもあり、温暖な気候で年間に渡って過ごしやすい環境に加え、世界的IT企業が集中するシリコンバレーもほど近く、イノベーション面にも大きな期待が持てる都市です。2028年には夏季オリンピック・パラリンピックの開催も予定されており、その勢いはこの先まだまだ続きそうです。オープンハウスのマーケット分析では、全米の他地域と比べて世帯所得・生産年齢人口比率が高く、不動産投資においてもかなりの有望地域。賃料も高水準かつ持ち家比率も低いため、強固な賃貸マーケット市場の存在が見込まれます。

全米で最も総旅客数の多い「ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港」を有するアトランタは15位にランクイン。都市として森林保全への意識が高く、大都市でありながら自然豊かな環境を好む人が多いのも特徴です。米フォーチュン誌が毎年発行している「フォーチュン500(全米上位500社の総収入ランキング)」の2019年度版に掲載された企業で、アトランタに本社を置く企業は16社。これはニューヨーク、ヒューストンに次ぐ全米3位の数字で、イノベーション面におけるアトランタの高いポテンシャルも見て取れます。

22位に入ったテキサス州のダラスは、アメリカ南部という保守的な土地柄もあってか、イノベーション面は他都市よりもやや低い評価に。しかし、ここ数年の経済成長は著しく、経済面の強さに大きなアドバンテージを持っています。都市人口としては全米9位を誇り、生産年齢人口も高め。不動産需要という点では、上位にランクインする都市より有望と言っても過言ではない都市です。

 

複数年の比較で、不動産市場のリアルなニーズをつかむ

シュローダー社が発表するグローバル・シティ・インデックスは、毎年更新されているランキング。多くの場合、年始のタイミングで更新されるため、まもなく2021年の最新版が発表される見込みです。

単年のランキングで見ても不動産投資の参考にはなりますが、よりおすすめしたいのが複数年のランキングを比較すること。ランクアップ/ダウンした都市について、なぜ順位が変動したのか要因を分析することで、都市の成長度合いや、人々が街に求めるニーズなどのリアルな変化が見えてくるでしょう。

特に2020年は新型コロナウイルスの世界的影響もあったため、それがランキングにどのような影響を及ぼしているかも必見です。すでにアメリカ不動産投資を行なっている方はもちろん、今年新たに投資スタートを検討している人も、ぜひ2021年版ランキングに目を通してみてください。

 

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