賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。
上手に使えばお金は人生を豊かにしてくれる
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鎌田 -
恒例のスパイダーチャートにお書きいただいたところ、なんと家のような形になりました。
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林 -
まさにオープンハウスですね(笑)
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鎌田 -
ありがとうございます(笑)この家の土台にあたるのが家族と交友で、どちらも「5」ですがこちらに関していかがでしょうか？
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林 -
家族にはなかなか時間をかけられないのですが、大事な存在です。交友については、当社の社名が「Introduction（紹介）」を「Loop（つなぐ）」という意味の造語であるように、人とのつながりは特に大切にしています。
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鎌田 -
確かに林さんの人脈はかなり広いですよね。続いて仕事と趣味が「3」。
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林 -
私は新しいことを考えるのが好きで、今ある仕事は現場の人間に委ねるようにしています。表に出るのは社員で、私は裏方でいいと思っています。だから仕事は「3」ですね。趣味はゴルフと筋トレです。筋トレの間は、頭の中を無にできるのがいいですね。
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鎌田 -
学生時代はスポーツを？
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林 -
いや、私は練習中に水を飲んじゃダメと言われた世代でして、あれがイヤで部活は長続きしませんでした。何よりも土日も潰して毎日活動するのが苦手でした。だからいろんな部活に入ってはすぐ辞めてるんです。
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鎌田 -
「賢者の習慣」には筋トレをしている方が多く登場されますね。
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林 -
これは健康が「3」にも関連することですが、私はお酒が大好きなんです。それで体を気遣って始めたのが筋トレなんです。
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鎌田 -
では最後に、林さんにとってお金とはどういう存在でしょうか。
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林 -
「人生を豊かにするツール」ですね。
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鎌田 -
どういうことでしょう。
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林 -
先ほど2015年に社員が抜けて業績が落ちたというお話をしましたが、あのときお金をかけてオフィスを引っ越したことが転機となりました。この経験から、お金を貯め込むだけじゃなくて、上手に使うことでさらにいい効果を生むと学びました。これは個人にとっても同じことで、ある程度自分にお金を費やさないと、人生は豊かにならないと思います。
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鎌田 -
なるほど。特にコンサルタントは、身だしなみにも一番いいものにこだわる必要があるでしょうね。
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林 -
アクセンチュア時代は上司から「お客さまは君の身なりも含めて買ってくれているんだぞ」と教わりました。そういう意識で、使うべきお金はしっかりと使うことで、人生はより豊かになると思います。
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