賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
※この対談は2022年11月4日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。
対談後記 建築家の谷尻誠さんにお話を聞きました。 鳶色の目を持つ人は、目がいいと聞いたことがあります。本当かどうかわかりませんが、鳶色の目を持つジョン万次郎は一般人には到底見えない水平線のギリギリに浮かぶ船まで見えたそうです。本当かどうかはわかりません。 谷尻さんの目は鳶色でもライトブラウン。聞きそびれましたが、きっと視力はいいんじゃないでしょうか。そういう目をされていました。ジョン万次郎はもともと土佐の漁師。谷尻さんは釣りを楽しんで幼少期を過ごしたそうですから、(相当なこじつけですが)そんなところにも共通項を感じます。
谷尻さんは自らをストリート系の建築家と表現される通り、叩き上げ感というか、這い上がり感というか、チャレンジサイドにいる人と言えばいいのか。表現が難しいですが、既存勢力の反対側にいる感じがとても好感できます。 ベンチャー企業もそうですが、既存勢力に張り合っていくためには、仕事を選んではいられません。いまは谷尻さんも谷尻先生なので、仕事は選ばれるでしょうが、独立して間もない頃はあらゆる仕事を受けたということでした。となると、経験がない領域の仕事も舞い込んでくるわけで、それをあたかも経験していたかのようにしてモノにしていったというお話でした。 これこそ、実にベンチャーマインドだなと思いますし、ある意味で胡散臭い感じがすごくいい。やはり、新しい価値を作っていく側にいる人は、いつでも最初は胡散臭いものなのだと思います。そういうどこかサブっぽい感じが、こなれていくうちにメインストリーム側になっていく。いまはメインストリーム側にいる谷尻さんですが、これからも尖ったストリート系で居続けてほしいと思った次第です。
鎌田和彦 |
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