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UpdateHawaii ハワイ不動産の“今”(2020年6月)リーマンショックvsコロナショック。

サチ・ブレーデン/ Sachi Braden

ゲストサチ・ブレーデン/ Sachi Braden

大阪出身。パンアメリカン航空の客室乗務員を経て1989年からハワイ不動産業界に入り。アメリカ最大級の不動産会社『コールドウエル・バンカー社』にて、バイスプレジデント、プレビュー最高級物件スペシャリストならびにナンバー1のトップエージェントに。1998年から3年連続4回、同社の栄誉あるトッププロデューサーに選ばれる。2003年12月『サチハワイ・パシフィックセンチュリー総合不動産会社』を設立。ハワイ州不動産売上額評価のトップ1%の上位に連続11年ランクイン。2017年優秀女性経営企業に贈られる『Largest Women-Owned Businesses』のベスト11位に選ばれる。ハワイ日本人企業会『日本クラブ』、中小企業家同友会ハワイ支部会員、カピオラニ病院理事(2015年,2016年)、ハワイキタワー理事、日米協会理事、ハワイシニアクラブ会員。趣味は音楽、演劇鑑賞。2017年9月『サチ・ブレーデンのアメリカで生きる日本人女性』を執筆。

株式会社オープンハウス 副社長 鎌田和彦

インタビュアー株式会社オープンハウス 副社長 鎌田和彦

1965年神奈川県生まれ。88年慶應義塾大学文学部卒。89年(株)インテリジェンスを設立、取締役に。99年に同社代表取締役社長、2008年同社相談役。08年には日本人材派遣協会会長も務める。15年よりオープンハウス 取締役 副社長。

オープンハウスのグループ会社「サチハワイ総合不動産会社」。その代表取締役で、ハワイ不動産のエキスパートとして知られるサチ・ブレーデンに、当社副社長・鎌田和彦がリアルタイムの情報を取材しました。

リーマンショックvsコロナショック。その見通しは・・・

kamata
鎌田

メイシーズが営業再開するなど、ハワイからは前向きなニュースも聞かれるようになりましたが、アフター・コロナに向けて、サチさんの実感はいかがですか。

sachi
サチ


美容院やレストランなども、6月に入って順次お店を開けています。百貨店は50%オフセールで賑わっていて、私のこの洋服もメイシーズのセールで買ったんですよ。ただ、パシフィックの飛行機が飛んでいないため、海外のお客さまが戻っていないですね。アメリカ本土からのお客さまも2週間の検疫がありますから、なかなか来づらいようです。ハワイの人たちはアジア、特に日本からのお客さまに早く戻っていただきたいと心待ちにしています。

kamata
鎌田

なるほど。以前の日常に戻るには、まだちょっと時間がかかりそうということですね。そんな中で不動産の市況はいかがでしょう。

sachi
サチ

新型コロナの影響で家賃を払えなくなった借り手が続出しており、空室もたくさん出ていることから、賃料は下落しています。そのため安く売りに出すオーナーさんが目立ちますね。一方でローン金利も下がってしますから、今が買い時と考えている人も増えています。

kamata
鎌田

ハワイ不動産を購入してみようかと考えている方にとっては、いいタイミングだと。

sachi
サチ

そう思います。

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kamata
鎌田

以前のリーマンショックの時と比べていかがでしょう。

sachi
サチ

あのときに比べても、ずいぶん下がったという印象ですね。ハワイの不動産は、日本でバブルが崩壊した頃からずっと上がり続けて、一時は、“銀行は給与明細を見ないで貸してくれる”と言われたほど、いい状況が続きました。それがリーマンショックで一気に10%以上も落ち込んだのですが、当時のオバマ大統領が素早い経済対策を打つなどリカバリーがスピーディーだったため、2011年頃から再び上がりだし、今回の新型コロナショックまではずっと右肩上がりだったんです。リーマンショックと違って、新型コロナの場合、人々の生命が脅かされるという恐怖心が大きいですから、やはり影響は深刻ですね。

kamata
鎌田

今後、さらに不動産価格は下落するかもしれませんね。

sachi
サチ

そのあたりは注意深く推移を見守りたいと思います。6月に入って、そろそろ動きも出てくるのではないかと見ていますが。実はもともとハワイというのは、住むための家が不足しているんです。投資用不動産は別として、家がいつも足りていないんですよ。だから若い世代の中には、ハワイに暮らせなくて「米国本土の方が暮らしやすい」と米国本土に移ってしまうケースも珍しくありません。

kamata
鎌田

なるほど、地元の方はあまり家を買わないと。

sachi
サチ

ただ、大型の開発も進んでいて、高額物件を買う地元の人もいないわけではありません。私はハワイにやってきて48年になるんですが、当時は、ハワイに住んでいるのに海で泳いだことがないという人もいました。しかし、経済のグローバル化によって今ではハワイの人々もリッチになり、富裕層が増えてきています。そうした方々が新しく開発された物件を買っているようです。

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kamata
鎌田

中国の方々の動きはいかがですか。米国本土には不動産を購入される中国人が多いと聞きますが、ハワイではどうでしょう。

sachi
サチ

ハワイでも中国の方は不動産を買われていますね。ただ、華僑の方はビジネスが第一ですから、やはり拠点は米国本土において、ハワイには家族が住むための家を買ったり、自分の別荘を買ったりというケースが多いです。ハワイで一番多く不動産を購入されているのは、やはり日本人のお客さまですね。だからやはり一日でも早く飛行機が飛ぶようになって、日本人の方にハワイへいらしていただきたいと思います。

kamata
鎌田

ありがとうございます。サチさんご自身は、お元気そうですね。

sachi
サチ

感染症が恐いので在宅で仕事をしているんですが、毎朝、ウォーキングと水泳をしているためか、体調はすこぶるいいですよ。筋肉もついてきました。同じように、不動産投資もアフター・コロナに備えて今はしっかり準備して鍛えておく時期かもしれませんね。

A6600302

※この対談は、2020年5月30日に日本とハワイを結んだWebミーティングで行われました。

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