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ゲスト株式会社メディロム 代表取締役 江口 康二氏 -
1973年、東京都出身。新卒で自動車流通ベンチャーに入社。最年少役員の経験を経て独立し、2000年に株式会社リラク(現・株式会社メディロム)を設立。リラクゼーションスタジオ『Re.Ra.Ku』を全国展開。一般社団法人日本リラクゼーション業協会理事(現任)。2020年12月29日に21年ぶりのダイレクト上場としてNASDAQ Capital Marketにて新規上場を果たす。
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インタビュアー株式会社オープンハウスグループ 副社長 鎌田 和彦 -
1965年神奈川県生まれ。88年慶應義塾大学文学部卒。89年（株）インテリジェンスを設立、取締役に。99年に同社代表取締役社長、2008年同社相談役。08年には日本人材派遣協会会長も務める。15年よりオープンハウスグループ 取締役 副社長。
賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。
ジョギング×ミーティングでコミュニケーション
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鎌田 -
恒例のスパイダーチャートにご記入いただきました。
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江口 -
我々は健康産業ですから「健康」は当然5です。「仕事」も5ですし、「趣味」が健康みたいなところもありますから、これも5です。
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鎌田 -
「家族」も5で、唯一「交友」だけが低いんですね。
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江口 -
引きこもりの傾向があるのか、ほとんど人には会わないんです。経営者の集まりや食事会などがあっても、基本は参加しません。
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鎌田 -
でも実際、経営者って人見知りが多いような気がしますよ。
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江口 -
そうなんですか。
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鎌田 -
しかしこうしてお話ししていても、江口さんはあんまり内向きの感じはしません。
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江口 -
内向きではないでしょうね。必要であれば人に会うことは厭いませんし、こちらからコミュニケーションを取りたいと思ったら一緒にランニングするようにしています。
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鎌田 -
一走りながらミーティングするんですか。
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江口 -
走るって言っても軽いジョグ程度で、歩きも含みます。それで話しながら5kmほど走るんです。
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鎌田 -
皇居一周ですね。
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江口 -
軽く汗を流しながら4、50分も話すと、いいミーティングができますよ。
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鎌田 -
なるほど、パワーミーティングですね。
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江口 -
全力で5km走るのと、話ながら軽く5km走るのでは、消費カロリーはほとんど変わらないようです。その後、軽くビールでも飲んで食事をするのもいいですし。
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鎌田 -
では続いて「人生における優先順位」です。江口さんの場合は「ビタミン・スイミン」です。
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江口 -
あと一つ、グルタミンがあって「ビタミン・スイミン・グルタミン」の3つのミンを大切にしています。
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鎌田 -
やっぱり睡眠は大切ですか。
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江口 -
ええ、体のリセットだけでなくて、頭脳のリセットにも睡眠は大切です。短期記憶が長期記憶として定着することも、睡眠中に行われているそうです。
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鎌田 -
その睡眠時間を江口さんは、御社が開発した『MOTHER bracelet』で測っていらっしゃる。今も腕にはめていますね。
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江口 -
『MOTHER bracelet』は新しい事業としてスタートさせました。もう一つの事業がトレーニングを支援するアプリ『Lav』です。これはAIではなくて、人がメッセージを送って、トレーニングする人を応援してくれます。
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鎌田 -
コーチが選べるんですね。
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江口 -
ええ。男性はほとんどが若い女性のコーチを選ばれます。ダイエットのプログラムの完走率って一般的には半数ぐらいなんですが、おかげで『Lav』の完走率は92%です。
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鎌田 -
頑張れと応援してくれるのがAIじゃなくて、自分の選んだコーチだから、モチベーションが維持できると。なるほど、これもザ・ビジネスモデルですね。
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