賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。
※この対談は2023年2月21日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。
対談後記
ユニコーンファームの田所社長にお話を聞きました。
関西学院大学を卒業してすぐにアメリカに渡って、哲学を学んだという田所さん。まさに、人とは異なる「選択」によって道を切り開いた方なんだと感じました。その後のお話を聞いていても、その選択のスタンスが一般人とは違います。 英語力を生かして同時通訳の仕事を開始。ついつい組織に身を置いて安心したくなる一般的な態度ではなく、思い切り個として生きていくことを選ぶチャレンジ精神には脱帽します。
少し古いキャリア論になりますが、クランボルツ先生の「計画的偶発性」にも当てはまるでしょう。同時通訳の仕事は稼働時間が少なくゆとりができたこと、そして、留学時代の先輩友人たちとの交流継続という「偶発」が研修会社立ち上げと経営関与につながる。そして、その起業経験こそが次なる起業とベンチャーキャピタルでの活躍へと発展します。 大きな目標を描いて、その方向に向けて懸命に努力を重ねていくうちに、知らず知らずに道が切り開かれていく。まさに「計画的偶発性」によって思わぬかたちで化学反応が起き、新たな機会が生み出される。そうした発展を田所さんがたどった系譜から読み取ることができました。
ついには、母校である関西学院大学の客員教授として、田所さんのような「選択」で「計画的偶発性」を生み出すであろう後進を育てていらっしゃる。そうした後進の方々の中からまた新たな挑戦者が生まれることを大いに期待したいと思います。
鎌田和彦
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