賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
頑張らず、息を吸うように続けていくだけ
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さて、篠田さんの「人生における優先順位」を伺います。
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家族も見るでしょうから、ちょっと書きづらいですが…。仕事も家族も大切ですし、そのためには健康も同じように大切ですね。
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スパイダーチャートのマルのつけ方が独特で、型にはまらない篠田さんらしいです。血液型は何ですか。
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A型なんです。
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そうは見えないですよ。
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よく言われます。
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交友は。
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仕事と交友はイコールの面がありますね。ただ仕事の相手というより、人間としての関係を大切にしています。余計な気も使わないし、ぶっちゃけで話しますよ。追い込まれた状況でも開き直れますし。
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繊細にして大胆という印象です。趣味については。
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サッカーです。今も週2回は試合をしていますし、そのために週5日トレーニングしています。
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週5日は凄いです。だからお若く見えるんでしょうね。
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ありがとうございます。
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もう一枚、篠田さんが大切にしている習慣を教えてください。
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ずっと大切にしてきた習慣は「心を無にして続ける」です。
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どういうことでしょう。
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週2日のサッカーは楽しいですが、週5日のトレーニングは辛いんです。本当はやりたくない。だからといって、頑張らなきゃとか、トレーニング後の自分をイメージしながらとか、まったく思いません。朝起きて歯を磨いて、そのままジムに行って気がついたらベンチプレスを上げていたという、そんな具合に無の状態で取り組んでいます。
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なるほど、何も考えないんですね。
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英語の勉強も同じで、1日2時間勉強する、電車に乗ったらとにかく英語の本を開くと決めて、何も考えずに実行しました。筋トレも英語の勉強も、頑張ろうと思ったら続かないですよ。何も考えないで、ただ息を吸うようにやるだけ。それが習慣ということです。
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確かに私も夢に日付をつけるようなことは苦手ですから、共感します。
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思考が現実化するなんて簡単にできることじゃないですよね。目標を持って頑張るんじゃなくて、心を無にして続けていれば、いつか実現するかもしれないというぐらいの気持ちでいいと思います。
※この対談は2022年9月7日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。
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