賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
※この対談は2021年11月18日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。
対談後記 NOT A HOTELの濱渦さんとお話ししました。
濱渦さんの能力にはいつも感心させられます。私の目から見ると、バラバラに繋がらない事象を一つにまとめるのがうまい。そして、大概のことに持論を持っている人。柔らかい物腰で、ややもすると特段の主張もないのかと思わせておいて、かなり強い持論を持っていらっしゃいます。 レストランで食事を共にさせてもらうことで、それをまざまざと見せつけられます。こちらが食材があぁだとかこうだとか、ワインの価格とバリューなんだとか、「点」で評価をするのに対して、濱渦さんはそれらを総合した「線」や「面」で評価してきます。説明力も高いので「うん、なるほど」と納得してしまう。しかも、いつもは柔和に笑顔を絶やさないのに、「これ」という局面ではシリアスな顔つきになってびしっと言い放ちますから、こちらは納得せざるを得ません。(なかなかの役者でもあると思っています)
NOT A HOTELのビジネスモデルも「点」で見ると成功するのだろうかと疑問を感じさせます。しかし、全体としての「面」で捉えると勝機が見えてくる。NOT A HOTEL1号案件の那須はすでに完売。同時にスタートした青島(宮崎)についても好調とのこと。しかも、基本的にネットショッピングで買ってもらうという一種のシャレを効かせるところがまたなんとも痛快です。 考えれば(失礼極まりないいいようですが)、リゾートホテルであれ別荘であれ、必需のものではなく「なくてもいいもの」だけに尖った切っ先がなければ消費者には刺さりません。その意味でNOT A HOTELのコンセプトは実に尖っていると感じている次第です。
鎌田和彦 |
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