mv

【注目の海外プロップテック企業】第5回: Properlytics(プロパリティクス)

【注目の海外プロップテック企業】第6回: Mezo

Highlights

  • シカゴの企業Mezoは住宅設備の修理を最適化するプラットフォームを運営している。
  • 修理過程で発生する二度手間に目を付け、それを解消することで効率化を実現。
  • 住人と修理業者、不動産オーナーの全員にとってWin-Winに。

不動産(property)とテクノロジーを組み合わせた「プロップテック」と呼ばれる企業が今、世界中で誕生しており、不動産領域における新しいチャレンジに取り組んでいます。この【注目の海外プロップテック企業】というコーナーでは、オープンハウスがセレクトした海外の注目プロップテック企業をご紹介します。

第6回は、住宅のメンテナンスを最適化するシカゴのスタートアップ企業「Mezo」をご紹介します。

住宅のメンテナンスを最適化するMezo

Mezoは住宅設備の修理を最適化するプラットフォームを提供しています。

住宅設備には、トラブルが付き物です。特にアメリカでは中古住宅の取引が活発ですから、築年数相応の劣化が起こります。DYI好きが多いアメリカですから、壁の穴や窓割れなどであれば住人が自分で修理してしまうことが多いようですが、水回りや空調機器などになるとそうもいきません。専門的な知識や道具が必要なため、プロに頼むという人がほとんどでしょう。
そこで活躍するのがMezoです。Mezoを使えば、自分で水道屋や電気屋に依頼するよりも、安く速く修理ができるようになるのです。

修理過程にあった二度手間

Mezoは、作業工程の無駄を無くすことを目指して設計されています。従来の修理工程には、多くの無駄が発生していました。というのも、故障で困っている住人のほとんどは、故障実態について正確に把握できないからです。

例えば、トイレの水が流れなくなった場合、大本の水道管に問題があるのか、タンク内の漏水防止弁が動かないのか、はたまた別の原因かが分からないまま水道屋に電話します。電話で詳しい症状を聞かれるかもしれませんが、声だけのコミュニケーションで原因特定にまで至るのは至難の技です。「とりあえず現場を見てみます」となり、故障内容によっては部品や道具の手配のために当日対応不可なこともしばしば。また、電話時点で原因が分かったとしても、電気系統の異常だった場合には、住人は電気屋に電話をし直しまた一から説明しなくてはなりません。住人にとっても修理業者にとっても、多くの無駄があったのです。

AIチャットと修理業者ネットワークで、初診から修理までをワンストップに

そこでMezoが行ったのは、コミュニケーションの最適化です。

故障に困っている住人からの問い合わせがあると、Mezoはまず、チャットによって故障状況を把握しようとします。専門知識のいらない簡単な質問をいくつかした後、写真や動画を送るように指示します。届いたファイルは専門家に直ちに共有され、言葉だけのコミュニケーションよりもずっと高い精度で故障内容を診断。さらに、それを修理するために必要な作業工程を算出し、ネットワークに加盟している修理業者に割り振ります。その後、スケジュールとコストが見積もられた上で修理が実施されます。訪問前に作業工程が明確になるため、多くの場合、1回のアポイントメントで修理が完了するようになるそう。

住人はコミュニケーションの手間が減り、作業立会いの回数も最小限で済みます。効率化いよりコスト面でもお得になるケースも多いようです。修理業者も、知識の乏しい住人からの電話を受ける必要がなくなり、明確な作業指示書のもとで迷いなく修理を行えるようになります。何より恩恵を受けるのは賃貸オーナーでしょう。メンテナンスにかかる時間やコストを大幅に削減できるため、物件探しや資金繰りなどのより重要な仕事に集中できるようになります。現在はシードラウンドで、本格的なサービス拡大はこれからというMezo。さらなる進化に期待です。

 

関連記事
【アメリカ不動産用語解説】Vol.1「クラス(class)」−不動産の価値を表す3つのランク

【アメリカ不動産用語解説】Vol.2「Cash on Cash Return (CCR:キャッシュ・オン・キャッシュ・リターン)」

【注目の海外プロップテック企業】第1回:Snapdocs(住宅ローン契約のオンライン化ソリューション)

【注目の海外プロップテック企業】第2回:Local Logic(ロケーション・インテリジェンス

【注目の海外プロップテック企業】第3回: Cognian Technologies(建物のIoT化ソリューション)

まずはお気軽に資料請求
エリアや物件の最新情報、シミュレーションサンプルなど無料プレゼント!
アメリカ不動産の利点やリスクが分かる、動画セミナーも限定配信!
>>資料請求はこちらから<<

※この記事は、掲載日時点の情報を基に作成しています。最新状況につきましては、スタッフまでお問い合わせください。

アメリカ不動産投資の秘訣
成功への道筋

オープンハウスの投資メソッドを
無料ダウンロード

アメリカ不動産投資の秘訣
成功への道筋

オープンハウスの投資メソッドを無料ダウンロード

この資料では、以下の内容をご紹介しています。

以下の内容をご紹介しています。

  • アメリカ不動産投資が「今」注目される4つの理由
  • スケールが違うアメリカ投資市場の基礎知識
  • 日本とは全く異なる不動産の市場環境と投資効果
  • 投資エリア選びの重要さと注目の成長エリア

さらに知りたい方は簡単1

資料をダウンロードする

アメリカ不動産投資、始め方がわからずお悩みではありませんか?

2020年の税制改正後も、アメリカ不動産投資は依然として「資産分散」「減価償却」などのメリットで注目を集めています。

ただ、アメリカを含む海外不動産投資に興味はあるけれど「言語の壁がある」「現地の事情がわからない」「リスクが高そう」といったお悩みも多く見られます。

実際、日本からアメリカ不動産投資を始めようとしても、現地の法律や税制の違い、物件管理の難しさ、為替リスクなど、様々な課題に直面することがあります。

しかし、適切な知識とサポートがあれば、アメリカ不動産投資は魅力的な資産運用の選択肢となります。安定した不動産需要、基軸通貨ドルでの資産保有、長期的な不動産価値など、その魅力は2020年の税制改正後も健在です。

そこで、アメリカ不動産投資に興味をお持ちの方へ、『アメリカ不動産投資成功ガイド』をお届けします。オープンハウスがこれまで5000棟超、3000名以上の投資家様をサポートしてきた実績をもとに、投資の基礎知識から最新の市場動向、成功事例までをわかりやすくまとめました。

オープンハウス独自の強み、アメリカの複数都市に展開する現地法人による直接管理と日本語でのきめ細やかなサポート体制についてもご紹介しています。お忙しい投資家様のお手を煩わせず、英語不要でアメリカ不動産投資を実現できるワンストップサービスです。

ドル建てでの資産運用を実現したい方、海外投資に興味はあるけれど不安を感じている方は、ぜひこの機会にダウンロードしてみてください。

アメリカ不動産投資の秘訣
成功への道筋

オープンハウスの投資メソッドを
無料ダウンロード

アメリカ不動産投資の秘訣
成功への道筋

オープンハウスの投資メソッドを無料ダウンロード

この資料では、以下の内容をご紹介しています。

以下の内容をご紹介しています。

  • アメリカ不動産投資が「今」注目される4つの理由
  • スケールが違うアメリカ投資市場の基礎知識
  • 日本とは全く異なる不動産の市場環境と投資効果
  • 投資エリア選びの重要さと注目の成長エリア

さらに知りたい方は簡単1

資料をダウンロードする

まずはセミナーに参加しよう

すべて見る
弊社コンサルティングスタッフ

【日本全国オンライン対応可能】アメリカ不動産個別相談セミナー

12月03日(火) 、12月04日(水) 、12月05日(木) 、12月06日(金) 9:30~19:30
弊社コンサルティングスタッフ

【全国オンライン対応可能】年10日から購入できる「NOT A HOTEL」個別相談セミナー

ご希望日程よりご選択ください。
弊社コンサルティングスタッフ

【オンライン対応可能】年間14日から購入できる旧軽井沢エリア別荘「GLAMDAY STYLE TEITAKU 水ノ星」個別相談会

6月11日(火)9:30~19:30
伊東 陽生

【オンライン開催】トップコンサルタントが語る年収2000万円以上の方のためのアメリカ不動産投資セミナー

12月04日(水)17:00~18:00
伊東 陽生

【オンライン開催】トップコンサルタントが語る年収2000万円以上の方のためのアメリカ不動産投資セミナー

12月09日(月)19:00~20:00
今井 真鈴

【限定開催】初めてのハワイ不動産セミナー~泊まれて貸せる大人気ホテルコンドのご紹介~

12月11日(水)19:00~20:00
前へ
次へ

タグ一覧