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Discovery~賢者の習慣

オープンハウスグループ副社長・鎌田和彦が、
成功者たちの共通点やお金に対する考え方を探ります。

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地球の上、どこにでも自分の家を。(ゲスト 濱渦 伸次氏:第2回)

地球の上、どこにでも自分の家を。(ゲスト 濱渦 伸次氏:第2回)

濱渦 伸次氏

ゲストNOT A HOTEL株式会社 代表取締役 濱渦 伸次氏

1983年生まれ。宮崎県出身。国立都城高専電気工学科卒業後、カフェバーを開業するも半年で倒産。2007年株式会社アラタナを創業、ECプラットフォーム事業を展開。15年株式会社 ZOZOに売却し、グループに参画。ZOZOテクノロジーズ取締役を兼任し、20年3月に退社。20年4月1日NOT A HOTEL株式会社を設立。

鎌田和彦

インタビュアー株式会社オープンハウスグループ 副社長 鎌田和彦

1965年神奈川県生まれ。88年慶應義塾大学文学部卒。89年(株)インテリジェンスを設立、取締役に。99年に同社代表取締役社長、2008年同社相談役。08年には日本人材派遣協会会長も務める。15年よりオープンハウスグループ 取締役 副社長。

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

最悪に思えるときこそ、始めるには最高のタイミング

鎌田和彦
鎌田

濱渦さんが最初に起業されたのは飲食店だったそうですね。

濱渦伸次氏
濱渦

高専卒業後に入社した会社を3ヵ月で退職し、故郷に帰ってカフェバーを開業しました。ところがたった半年で潰れてしまって後に残ったのが1,000万円の借金。23歳にとっての1,000万円ですから一生返せないと絶望的な気持ちになりました。

鎌田副社長
鎌田

実際にはすぐ返されたんですよね。

金子氏
濱渦

1年で返済しました。アパレルショップでバイトをしながら近くの洋服屋さんのECサイトを作らせてもらい、夜は結婚式のアルバム作りをして、必死にお金を作りました。人生で一番働いた時期で、ほとんどベッドの上では寝なかったですね。月に100万円以上稼いでも全部借金に消えましたから手元にはお金がまったくなくて、友だちから素麺を分けてもらってもつゆを買うことができませんでした。塩をかけて食べましたが、ものすごく悲しかったです。こんな思いをしてまでやったんだから次に起業するならこの経験を活かしたいと考えて、アパレルECのサイトを作る会社を起ち上げました。

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鎌田副社長
鎌田

リーマンショックに向かうタイミングじやないですか。

金子氏
濱渦

そうなんです。起業早々にリーマンショックでしたから、とことん運がないと天を仰ぎました。しかし当時はリアルではモノが売れなくなり、売るならネットと変わってきた時代でもあったんです。

鎌田副社長
鎌田

最悪のタイミングに見えて実は非常にいいタイミングだったと。

金子氏
濱渦

「NOT A HOTEL」を起ち上げたときもコロナ禍の真っ最中でした。最初のロックダウンというタイミングでホテルを始めるなんて頭がおかしいんじゃないかと笑われたものです。しかし世の中が大きく変わるタイミングって、何か不幸なことが起きたときなんです。DXだってコロナ禍がきっかけでしたから。

鎌田副社長
鎌田

みんなの腰が引けているときだからこそ、ユニークなビジネスモデルで勝負に出たわけですね。

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金子氏
濱渦

当たり前のように銀行はお金を貸してくれませんでした。ならばオーナーさんに直接売ることで資金を得ようと考え、開業してから数年で資金を回収する従来のモデルではなく、開業したときに既に回収できている、逆転のモデルを作ったわけです。「NOT A HOTEL」というネーミングには、そういう「今までのホテルじゃないんだ」という意味も込められています。

鎌田副社長
鎌田

根底には、自分がワクワクできるものを作ろうという発想がありますね。

金子氏
濱渦

借金を返済してアパレルECのサイトの会社を起ち上げたのが2007年で、2015年にスタートトゥディ(現・ZOZO)に売却してグループ入りしました。ZOZOは素晴らしい会社で、創業者の前澤友作さんは常々「好きなことをやってる人には勝てないよ」と話していました。それを聞きながら、今度自分がチャレンジするなら自分が本当に好きなことをやろうと決心し、「NOT A HOTEL」を起業したんです。


 

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