賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。
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自分の可能性は自分が決める。大事故にも折れなかった生き方とは…?
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対談後記 青木拓磨さんのお話をお聞きしました。 プロレーサーの青木拓磨さんのお話をお聞きしました。 青木さんはバイクレーサーとして若くして成功された方。その人がある日突然、脊椎損傷によって健常者としてバイクにのることができなくなったというお話です。
それまで当たり前だと思っていたことが、ある日突然できなくなる。ところが、三日間と落ち込むこともなく、新たに前を向き、わずか三カ月後には渡米。現状をよしとせず、治療の可能性を求めた行動力に驚きました。「さあ何をする。何でもできるぞ」というドクターの言葉は、何かで挫折したとき、自ら可能性を閉ざしがちな我々一人ひとりにも勇気をもらえるエピソードと思います。
脊椎が損傷し、おへそから下が動かなくなった青木さん。しかし、青木さんは「特別苦労はない」「特にそういうことを意識しなくなった」と教えてくれました。これも、私のようないわゆる健常者にとって目を開かされるお話です。自分が置かれた環境によって「できない」と考えていることがありはしないか。あるいは、自分だけが抱えているコンプレックスや心理的な障害を克服する努力を怠っていないか。そんなことを突きつけられた思いです。
世界三大レース(Triple Crown of Motorsport)というものがあると知りました。それはつまり、モナコグランプリ(F1)、インディ500、ル・マン24時間レースだそうです。青木さんは障がいを持つ四輪レーサーとして、日本人で初めて「ル・マン24時間耐久レース」に参加することになりました。昨年はコロナ禍によって参加不能になったそうですが、いよいよ今年は必ず出場するとのこと。これは実に日本レース史に残る快挙と言えるでしょう。8月に実施延期されたル・マン。今年こそ、青木さんの雄姿がル・マンのレース場で見られることを一人のファンとして期待する次第です。 鎌田和彦 |
※この対談は2021年2月8日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)で行われました。
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