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ゲスト馬渕 磨理子氏(日本金融経済研究所代表理事/経済アナリスト)
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滋賀県出身。京都大学公共政策大学院 修士課程を修了。トレーダーとして法人の資産運用を担う。その後、金融メディアのシニアアナリスト、FUNDINNOで日本初のECFアナリストとして政策提言に関わる。現在は一般社団法人日本金融経済研究所代表理事として企業価値向上の研究に取り組む。フジテレビ「LiveNewsα」、読売テレビ「ウェークアップ」レギュラー出演のほか、討論番組にも活動の幅を広げる。
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インタビュアー株式会社オープンハウスグループ 副社長 鎌田 和彦
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1965年神奈川県生まれ。88年慶應義塾大学文学部卒。89年(株)インテリジェンスを設立、取締役に。99年に同社代表取締役社長、2008年同社相談役。08年には日本人材派遣協会会長も務める。15年よりオープンハウスグループ 取締役 副社長。
賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。
全力疾走では長続きしない
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鎌田 -
台形のスパイダーチャートになりました。
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馬渕 -
歪んでますね。
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鎌田 -
「健康」は5です。
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馬渕 -
医療法人時代、体調を崩したこともあって、やはり健康あっての仕事だという意識は強いですね。当時、ドクターや看護師から「全力疾走するな。8割の力で走る人間が長続きするんだ」とアドバイスされ、それでガラッと生き方を変えました。どんなに頑張っても、突然3日間寝込んでしまうような人間は信頼されませんから。
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鎌田 -
健康法は。
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馬渕 -
睡眠と蛋白質ですね。8時間寝ることを維持していますし、お肉もしっかり食べています。
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鎌田 -
「仕事」についてはいかがですか。
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馬渕 -
今はすべてが仕事のためですね。繰り返しますが、17年間も受験勉強したのに世の中から必要とされなかったという辛さが原点にあるんです。だから今は仕事ができ、成果を上げられることが一番嬉しいですね。
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鎌田 -
「家族」と「交友」は。
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馬渕 -
私、両親とは疎遠でもう5年も会っていないです。もちろん17年間も勉強させてくれたことには心から感謝していますが、やはり生き方に対する価値観がまるで違うんです。近くにいると互いに不幸に感じると思うから、今は距離を置いています。交友についても、プライベートな友人はほぼいないですね。ビジネスシーンで一緒に闘った仲間は戦友ですが。学生時代の知り合いとはSNSでつながっているものの、交流はないです。
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鎌田 -
では馬渕さんの「趣味」といえば。
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馬渕 -
猫とスーツとヨガです。
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鎌田 -
犬ではなくて猫なんですね。
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馬渕 -
猫は癒やしなんですよ。猫って好きなときに寝たり、勝手に寄ってきたかと思ったらぷいっと行ってしまったり、自由じゃないですか。見ていると、こんなにわがままでいいんだ、自分もこんなふうに生きられたらと思います。
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鎌田 -
スーツはお好きなブランドがおありですか。
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馬渕 -
ええ。私、過度に丁寧に接客されるのが苦手なんですけど、気に入っているブランドの店は、とてもフラットに接してくれるのがいいんです。“お客様”という感じじゃなくて、同じブランドを愛する仲間として接してくれるのが心地いいですね。
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鎌田 -
ありがとうございます。では最後に、馬渕さんが大切にしている習慣は「怒ったほうが負け!」。
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馬渕 -
20代の頃、尊敬する経営者に教わったのがこれなんです。ビジネスでは理不尽なことにも遭遇しますし、頭を下げざるを得ないこともありますよね。
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鎌田 -
もう下げまくりですよ。
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馬渕 -
そんな中で、最後までしぶとく残っているのは怒っていない経営者なんだと教わりました。いろんな方に取材させていただいて、決して怒らずに頭を下げている方の事業は前へ進み、すぐ怒る方は行き詰まっているというケースを見ているので、私も怒らずにいようと。最近ではまったく怒らなくなりました。私が女性ということもあってか、アナリストとして発言したことに対して、けっこういろんな言葉が返ってくるんです。それに対しても一切怒らず、放っておきます。
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鎌田 -
今後はどんなビジョンをお持ちですか。
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馬渕 -
先ほどもお話しした社団法人の活動に力を入れていきたいと考えています。アナリストとしては8年目になりますが、今後もアナリストの仕事と並行して、10年から15年くらいかけてじっくりIRの価値向上に取り組みたいですね。
※この対談は2023年6月13日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。
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