
賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
成功するラーメン店の条件とは
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鎌田 -
25歳で独立して、1号店が町田ですね。
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田川 -
出店したら行列ができる、どこに並んでもらおうかなどと心配しながらオープンしたのに、まったく当てが外れました。
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鎌田 -
想定外でしたか。
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田川 -
理由はスープの味が安定しなかったからです。私は自分のオリジナルの味をつくりたいと考えていたので味の試行錯誤をするわけですが、それでは当然安定しません。しかも納得のいく味ができないと「こんなラーメンは出せない」と店を閉めちゃう。店が閉まっていれば、せっかく来てくれたお客さまも次第に足が遠のいてしまう。そんな状態でしたから、当然売上はゼロで資金は底をつきます。とうとうお金をかき集めても従業員に払う給料に6万円足りず、両親に頭を下げて借りたこともありました。
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鎌田 -
給料が払えないのは一番キツいですよね。
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田川 -
さすがにこのままではダメだと気持ちを切り替えました。そこから誰がつくっても安定した味を出せるようにし、店も常に開けておくようにしたんです。現在のビジネスモデルのスタートですね。それからは経営が安定しました。
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鎌田 -
2号店は。
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田川 -
代々木に出しました。ここなら絶対に行けるという立地の物件で、狙い通りスタートから絶好調でした。店舗が少ないと1軒の失敗で経営は一気に苦しくなります。だから成長のためには多店舗展開が必須だと学びました。
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鎌田 -
ラーメン店が成功する要因とは何ですか。
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田川 -
「商品力」×「サービス力」×「立地」ですね。この3要素がバランスよくそろっていることが成功の条件です。実際はこのどれかが欠落している店が多いんですが。特に私は立地だけは自分で見て、判断します。
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鎌田 -
オーナー経営者は皆そうですね。
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田川 -
人材や味は、後からいくらでも変えられますが、立地だけは変えられませんからね。
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鎌田 -
ギフト社という名前に変えたのは。
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田川 -
当初は株式会社町田商店だったんです。しかし新卒採用を始めるときに「これではさすがに人が来ない」と指摘されて、社名変更しました。人に幸せを贈りたいという気持ちを込めています。
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鎌田 -
新卒採用で人材力を高めたわけですね。
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田川 -
7、8店舗目から壁に突き当たったような感じがして、有名外食経営者に会って話を聞くようにしたんです。すると新卒採用に力を入れることが大切だと気がついて、そこからですね。
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鎌田 -
今は国内1000店、海外1000店が目標とのことですが。
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田川 -
わかりやすい数字として掲げました。ただ目標達成よりも、そこに至る道程を楽しみたいですね。結果として世界一のラーメン店になれたらいい。
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鎌田 -
ラーメン以外の業態は。
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田川 -
一時、串カツ屋などにチャレンジしたことがあるんです。ただ、餅は餅屋。売上が上がっても下がっても、私にはその理由がわかりませんでした。ラーメンだったら私自身がラーメンフリークなので理由がわかるんですが。それで売上は順調でしたが、串カツ屋は手放してしまいました。以来ラーメン一本で突き進むことに迷いはありません。
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鎌田 -
偉いですね。脇目も振らず、とことんやることが大切ですね。
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田川 -
ラーメンのことならいくらでも研究できるんです。今までは横浜家系ラーメンだったので、今後は様々な種類のラーメン店を展開したいですね。
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