賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。 インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
才能豊かな人たちを招き寄せることがミッション
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鎌田 -
では家次さんに、こちらのボードにご記入いただきたいと思います。
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家次 -
何でも全力でやるタイプなので、全部5といきたいところですが。
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鎌田 -
趣味が2ですね。どんな趣味をお持ちですか。
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家次 -
ツーリングが好きなんですが、忙しくて乗れないのでバイクを売っちゃいました。
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鎌田 -
その他の項目は高い点数ですね。健康も5です。
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家次 -
若いときは健康なんてどうでもよかったんですがね。今は腕立て伏せとか、家の中でやれることで運動しています。あとはなるべく歩くことですね。
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鎌田 -
ご家族や交友も大切にしていらっしゃる。
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家次 -
家族は大阪に暮らしているので、休日にはなるべく帰阪するようにしています。交友については、会社の枠を超えたところで力になってくれる人を大切にしています。私が営業出身だから感じるんですが、私の会社の人間でもないのに、力を尽くしてくれる人は必ずいるんです。そういう人との交友は優先したいですね。
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鎌田 -
仕事ももちろん5です。
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家次 -
次のヒットタイトルを生み出すために、どんな環境をつくっていくかが、自分の役目です。
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鎌田 -
ではもう1枚、家次さんにとってお金とはどういう存在でしょうか。
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家次 -
うーん、これは難しいなあ。「上手につきあっていくもの」でしょうか。
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鎌田 -
どういう意味でしょう。
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家次 -
お金は欲望をかき立てて正しい判断を迷わせることもあるし、モチベーションを上げてくれることもあります。局面によって付き合い方を変えなければならないと思うんです。
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鎌田 -
クリエイティビティを金銭に換えていく仕事というのは、難しいでしょうね。
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家次 -
そうですね。私はマーケターですから、お金が仕事の成果だと思っています。けれどコンシューマゲームで活躍してきた名のあるクリエイターたちにとっては完成した作品として自らのクリエイティビティの是非を問わず延々とお金をかけさせるスマホゲームのものづくり（ビジネスモデル）は批判の対象となったりします。
そうしたクリエイターたちの見方を変えて（ビジネスモデルへの理解や参入障壁を下げることで）もっとスマホゲーム（や新しいフィールド）に集まれるようにしたいです。それが私の使命だと思っています。
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