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ゲスト株式会社ジャパンタイムズ代表取締役会長兼社長 学校法人神石高原学園理事長 末松 弥奈子氏
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広島県出身。1993年、学習院大学大学院修士課程修了後、インターネット関連ビジネスで起業。ウェブサイト制作やオンラインマーケティングに携わる。2001年、ネットPRを提唱する株式会社ニューズ・ツー・ユーを設立。2017年に「世界に開く日本の窓」として、日本の現状と世界の動向を報道してきたジャパンタイムズの代表取締役会長・発行人に就任。2020年4月、広島県神石高原町に文科省認定の全寮制小学校を開校。
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インタビュアー株式会社オープンハウスグループ 副社長 鎌田 和彦
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1965年神奈川県生まれ。88年慶應義塾大学文学部卒。89年(株)インテリジェンスを設立、取締役に。99年に同社代表取締役社長、2008年同社相談役。08年には日本人材派遣協会会長も務める。15年よりオープンハウスグループ 取締役 副社長。
賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。
新聞を読む習慣が人を育てる
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鎌田 -
末松さんのスパイダーチャートは、なかなか珍しい形ですね。
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末松 -
今は仕事が趣味のようなもので、楽しくてしょうがないんです。だから仕事は5ですね。
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鎌田 -
仕事がすべてという感じですか。
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末松 -
老後を一緒に過ごせる友人がいますから、交友についてはあんまりメンテナンスする必要がないですね。だから2です。家族も同じで、私のやりたいことを支えてくれています。これまでの人生でしっかりと関係を築いてきたので、あまり手をかける必要はないと感じます。
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鎌田 -
健康は大切にされているようですね。
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末松 -
私の夢は、神石インターナショナルスクールを卒業した子供たちの子供を学校に受け入れることなんです。そのとき、再会できたらいいねって子供たちにも言ってるんですよ。この夢をかなえるには健康でなくちゃいけませんから、体は大事にしています。特に何かスポーツをしているというわけではありませんが。
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鎌田 -
でも学校で子供たちと一緒に過ごすだけでも十分健康にはよさそうですね。
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末松 -
すごく歩きますし、意外と体は動かしています。頭もそうです。子供と一緒に算数をしていると「これできる?」となんて聞かれますし、子供は計算が速いですからかなり頭のトレーニングができていると思います。
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鎌田 -
続いて末松さんの大切にされている習慣ですが、「新聞を読む」です。
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末松 -
仕事柄もあって、毎日複数の新聞に目を通しています。
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鎌田 -
日本の新聞をよく読まれると。
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末松 -
ええ。ジャパンタイムズは日本のことや日本から見たアジアのことを伝えているので、日本の新聞はよく読むようにしています。
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鎌田 -
地方紙も読みますか。
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末松 -
私は広島出身ですから、中国新聞も読んでいます。中国新聞は私たちが平和とどう向き合っていくべきかについて、世界のどの新聞にも負けないほどナレッジを蓄積しています。中国新聞を通じて、子供たちと平和についてディスカッションするのはとても大切なことだと感じます。
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鎌田 -
複数の新聞を読まれるんですね。
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末松 -
ええ。学校でも何紙か購読していて、朝ばーっと広げると子供たちが見に来るんです。並べてみれば同じ写真が一面に載っていることもあれば、各紙で写真が違っていることもあります。情報ソースによって紙面が違ってくることを子供たちにも知ってもらいたいですね。
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鎌田 -
残念ながら現在は新聞を読むという習慣がなくなりつつありますね。取っていない家庭も増えました。
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末松 -
そうなんですよ。とても残念なことです。知らなかったことを発見する、出会う場所として、新聞を読むことは意味があると思います。大人になっても学び続ける上で、新聞は大切にしたいと思います。
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鎌田 -
同感です。皆さん、ぜひ新聞を読みましょう。
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