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Discovery~賢者の習慣

オープンハウス副社長・鎌田和彦が、
成功者たちの共通点やお金に対する考え方を探ります。

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社員にとっていい会社は、社会にとってもいい会社 (ゲスト 佐藤 英志 氏:第2回)

太陽ホールディングス株式会社 代表取締役社長 佐藤 英志 氏

ゲスト太陽ホールディングス株式会社 代表取締役社長 佐藤 英志 氏

1969年、東京都生まれ。大学卒業後、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所。コンサルティング会社を設立後、株式会社有線ブロードネットワークス(現株式会USEN)取締役、常務取締役、株式会社ギャガ・コミュニケーションズ(現ギャガ株式会社)取締役副社長を歴任。2008年に太陽ホールディングス株式会社社外取締役に就任後、常勤取締役、代表取締役副社長を経て、2011年に代表取締役社長に就任、現在に至る。

株式会社オープンハウス 副社長 鎌田和彦

インタビュアー株式会社オープンハウス 副社長 鎌田和彦

1965年神奈川県生まれ。88年慶應義塾大学文学部卒。89年(株)インテリジェンスを設立、取締役に。99年に同社代表取締役社長、2008年同社相談役。08年には日本人材派遣協会会長も務める。15年よりオープンハウス 取締役 副社長。

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。 インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

社員食堂、社員旅行がESを高める

kamata
鎌田

御社は社員の定着率が非常に高いそうですが。

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佐藤

そうですね、離職率は年間1%もないと思います。これは日本だけではありません。2~3割の離職率が当たり前と言われる中国でも、当社の工場には250人の社員がいて1年間に辞めるのは10人いるかいないかですね。

kamata
鎌田

その理由は何でしょう。

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佐藤

やはりいい意味で居心地がいいんじゃないでしょうか。当社では社員はコストではなくて競争力の源泉だと考えていますから。

kamata
鎌田

なるほど、そうした考えが、例えば社員食堂に反映されているわけですね。

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佐藤

私も食べていますが、社員食堂は評判いいですよ。埼玉県の木材(西川材)をふんだんに使ったくつろげる空間にし、メニューも埼玉県の食材を活用しています。確かにコストはかかりますが、その分を給料に反映させるよりも、社員食堂に使った方がよほど従業員の満足度は高いですね。運営も外部業者への委託ではなくて、社内で行っています。

_U7A4230-1※太陽ホールディングス 池袋本社 社員食堂にて撮影

kamata
鎌田

徹底していますね。

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佐藤

埼玉県の事業所ではそばを打っているほか、イチゴハウスもあって、社員向けに定植・収穫体験や市場より安く販売もしています。

kamata
鎌田

素晴らしいエコシステムじゃないですか。

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佐藤

あと、変わったこととしては、家族連れでの社員旅行をやっています。

kamata
鎌田

今どき、社員旅行を? 珍しいですね。

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佐藤

7年前に再開したのですが、親や子どもの旅費も会社持ちとしています。コアタイムは宴会だけで、あとは自由行動ですから、家族旅行のようなものですよ。とても好評です。

kamata
鎌田

なるほど、社員食堂も社員旅行も、一昔前のアナログな感じがしますよね。オフィスの入り口には、立派な盆栽も飾ってあります。

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佐藤

埼玉県は盆栽でも有名なんです。盆栽があると、出勤してきた社員の気持ちもキリッとするようですよ。

_U7A4257-1※太陽ホールディングス 池袋本社 受付にある盆栽

kamata
鎌田

社員はコストではなくて大切な資産であるという佐藤さんの想いが、至る所に感じられます。社員食堂に埼玉県の木を使っているということですが、ESG投資の意味合いもありそうですね。

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佐藤

社会貢献的な投資はずいぶんやっているつもりです。企業内保育園も企業主導型保育事業の助成金制度が制定される以前の2015年に嵐山事業所内に「たいよう保育所」を開設していますし、再生可能エネルギーについても水上太陽光発電所によってエレクトロニクス事業の消費電力の100%相当をまかなっています。

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kamata
鎌田

水上太陽光発電とは?

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佐藤

農業用水、つまり溜池を利用しています。行政からお借りして、水上用の太陽光パネルを設置しました。水上なので雑草処理が不要でメンテナンスが少なくて済み、水面の冷却効果で高い発電効率が得られます。行政にとっても溜池の環境管理の一部を任せられるというメリットがあります。売電による収益もありますが、まずは社会貢献という狙いで始めました。

kamata
鎌田

社会貢献と同時にしっかりと採算が取れているという点が素晴らしいですね。

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