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Discovery~賢者の習慣

オープンハウス副社長・鎌田和彦が、
成功者たちの共通点やお金に対する考え方を探ります。

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気鋭の経営学者がこだわっている生活習慣とは!?(ゲスト 楠木 建 氏:第2回)

楠木 建

ゲスト楠木 建

一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻(ICS)教授。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部専任講師、同大学同学部助教授、同大学イノベーション研究センター助教授、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、同大学大学院国際企業戦略研究科准教授を経て、2010年から現職。専攻分野は競争戦略論、イノベーション。主な著書に『ストーリーとしての競争戦略』『戦略読書日記』など。

株式会社オープンハウス 副社長 鎌田和彦

インタビュアー株式会社オープンハウス 副社長 鎌田和彦

1965年神奈川県生まれ。88年慶應義塾大学文学部卒。89年(株)インテリジェンスを設立、取締役に。99年に同社代表取締役社長、2008年同社相談役。08年には日本人材派遣協会会長も務める。15年よりオープンハウス 取締役 副社長。

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。 インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

ビジネスの現場にちょうどいいパスを送りたい

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kamata
鎌田

経営学というのは、アカデミズムの世界ではどんな立場なんですか?

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楠木

一番偉いのは哲学と歴史なんです。抽象度が高く、時間軸が広いということが尊敬の対象になる。次に偉いのが、物理、化学、数学などの基礎科学の世界で、工学や経営学なんていうのはずっと下。下層階級。でも、需要は多いし、その分、発表がたくさんできる。私にとっては非常に面白い分野です。

kamata
鎌田

その中でも先生のポジションは、絶妙じゃないですか。

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楠木

学者の世界にも、川の流れのように上流や下流があるんです。基礎理論をやる学者は上流で、何かを人に伝えるというより自分がわかったということ自体に満足する人たちですね。多摩川で言えば奥多摩の上流の人たち。檜原村とか。

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kamata
鎌田

下流の人たちは?

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楠木

多摩川の河口あたりにいるのは、自分の意見で社会的な資源配分が変わることに喜びを感じるタイプの学者ですね。

kamata
鎌田

なるほど。じゃ、先生はどのあたりですか?

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楠木

(川崎市北部の)登戸ですね。

kamata
鎌田

登戸!

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楠木

別に大臣になりたいわけじゃないから河口に行きたくはないし、かといって檜原村はイヤだし。このあたりでやってみようかなと。

kamata
鎌田

我々のような現場でビジネスをしている人間にパスが届くくらいがいいという感じなんですね。

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楠木

そうなんです。ちょっとお役に立てたかな、気づきにしてもらえたかな、というぐらいがちょうどいい。とはいえ、どんな人にもパスが届くというわけじゃなくて、やっぱりそこは相性もありますね。どん引きされることだってありますし。

kamata
鎌田

どん引きされるんですか? こんなにお話が面白いのに。

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楠木

非常にウケがいい会社も、「誰がこいつを呼んだんだ」っていうぐらい引かれる場合もある。

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kamata
鎌田

そんなものですか。

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楠木

どうやら人間的なカルチャーのところは肌が合うみたいですね。機械的なところは向いてない。

kamata
鎌田

なるほど、同じITでも、人が前に出てくるところが合うわけですね。

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楠木

まあ、それは私が判断することじゃなくて、先方が決めればいいことなんですが。

kamata
鎌田

最近はどんなテーマをお考えなんですか。

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楠木

「逆タイムマシン経営」っていうのを考えています。

kamata
鎌田

「逆タイムマシン経営」ですか。

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楠木

私、1964年生まれなんですが、生まれた日の新聞を見ると「新秩序迫られるIMF体制」というトップ記事で「激動期」って書いてあるんです。でもその翌日も、そのさらに次の日も、「今こそ激動期」って書いてあって、以来、55年間、ずっと日本は激動期。あるいは25年前の経済誌を読み返すと「インターネットは隕石だ。25年後には通勤もスーパーもなくなっている」とあります。

kamata
鎌田

なるほど、タイムマシンですね。

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楠木

OAの到来で仕事を失うと言われ、PCの普及で仕事を失うと言われ、今はAIに仕事を奪われるって言われている。これを私は「いつか来た道トラップ」って言ってるんですが、つまり我々は常に同時代ノイズの中でつい本質を見失ってしまうんです。そうしたバイアスを取り除き、変わることのない普遍的なロジックを持ったほうがいい。そうすれば、これからサブスクリプションだ、なんて慌てることもないでしょう。

kamata
鎌田

そういう新しいコンセプトは、いつ思い浮かぶんですか。

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楠木

私は考えることが大好きで、いつも何かしら考えていますから、その中でヒラメキとして浮かんできます。そのヒラメキを頭の中にキープしておいて、どんどん肉付けしていく感じですね。そんな根幹となるロジックは仕事場の「超重要ノート」に書いておきます。

kamata
鎌田

「超重要ノート」?

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楠木

ええ、机の上に置いてあります。本当に重要なことは、手書きじゃないとだめですね。手を動かしながら書いていくことで、考えも深まっていきます。

kamata
鎌田

じゃあ、「超重要ノート」は、絶対になくすわけにはいきませんね。あと必携なのは。

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楠木

予定帳ですね。スマホのスケジュールアプリじゃなくて紙の手帳が安心です。この手帳をなくしたら、どうしていいかわからないほど、大切です。予定帳以外に持ち歩くのは新幹線の中で仕事をするためのパソコンと、読みかけの本ですね。あとは脳味噌だけあれば仕事はできます。本を書くのも、頭の中にあることを言語化するだけですから、書き始めたら速いです。すぐに書き上げちゃう。そのかわり出版社とは絶対に締め切りは設定しません。「いつ原稿をもらえますか」と聞かれても、気が熟したら、と答えています。

kamata
鎌田

なぜ締め切りを決めないんですか?

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楠木

とにかくプロダクトアウトでありたいんです。マーケットインは考えない。いま何が求められているかという意識はまったくないですね。常にこちらがサーブ権を持つようにしています。自分が関心あるものを考えて書く。これは自分の中ではかなり核となる考え方ですね。

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