mv

アメリカ経済アカデミーVol.83 株式市場の乱れと債券人気の高まり(2022年6月21日時点)

S&P500、2020年以来最安値に

2022年6月18日、S&P 500は2020年12月以来最安値を更新しました。FRBによる利上げ懸念が報じられて以来、株価下落が続いています。15日には、FRBが通常の3倍となる0.75%の利上げを発表。翌16日の開場から売りが相次ぎ、S&P500は1日で3.3%下落し、2020年12月を下回りました。

その後、価格は一時3636.87ドルまで低下。その後に若干盛り返したものの、終値は3674.84ドルと振るわず。S&P 500の下げ率は1週間で5.79%と、大幅な落ち込みとなりました。ダウ平均が4.79%安、ナスダック総合が4.78%安と、3指標がそろって急落しており、市場には悲観ムードが漂っています。

それにともない、取引量が増加。特にハイテク株を手放そうとする人が多く、Amazonでは2.5%、Apple、Nvidia、Tesla、Netflixなども1%ほど取引量が増え、価格が下落しています。

債券人気の高まり

株式市場の不調に伴い、景気後退を懸念する一部の投資家たちが債券買いに動いたことで、債券利回りが低下しました。債券利回りの低下は、債券価格の上昇、つまり債券に人気があつ待っていることを示します。

ベンチマークである10年国債の利回りは8.226%と8ベーシスポイント低下。30年国債の利回りも7ベーシスポイント以上低下して3.286%になりました。0.75%の利上げ発表を受けて高まっていた利回りは落ち着きを見せました。

また、米国以外の国も次々と利上げを行っています。なかでも世界の経済評論家たちを驚かせたのは、スイスの中央銀行であるスイス国立銀行。2007年9月以来15年ぶりに0.5ポイントの利上げを行いました。また、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行も昨年12月以来、会合のたびに連続で利上げを行っており、16日には5回目となる利上げを発表しています。


注目記事
なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その1)

なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その2)

なぜ米国不動産と法人税繰延の相性は抜群に良いのか。

※この記事は、掲載日時点の情報を基に作成しています。最新状況につきましては、スタッフまでお問い合わせください。

まずはセミナーに参加しよう

すべて見る
弊社コンサルティングスタッフ

【日本全国オンライン対応可能】アメリカ不動産個別相談セミナー

4月29日(月) 、4月30日(火) 、5月01日(水) 、5月02日(木) 9:30~19:30
弊社コンサルティングスタッフ

【全国オンライン対応可能】年10日から購入できる「NOT A HOTEL」個別相談セミナー

ご希望日程よりご選択ください。
伊東 陽生(株式会社オープンハウス ウェルス・マネジメント事業部 アシスタントセクションマネージャー)

【アーカイブ配信】“円安”のときに、アメリカ不動産投資をする理由

4月30日(火)13:00~13:45
●柏野 将史様(K-innovate株式会社 代表取締役)●伊東 陽生(株式会社オープンハウス ウェルス・マネジメント事業部 アシスタントセクションマネージャー)

激動の経済!どう資産運用する? ≪利回り≫や≪減価償却≫に使える海外不動産投資術

5月09日(木)17:00~18:00
前へ
次へ
「不動産投資ガイドブック」を
無料プレゼント
アメリカ不動産のメリットを詳しく解説
不動産投資ガイドブック
なぜアメリカ投資市場の
スケールとパワーが段違いなのか?
賃料収入、価格上昇、税メリットによる
投資効果が期待できるのはなぜ?
契約・管理・売却まで日本にいながら
ラクラク運用できるその理由とは?
アメリカ投資市場の
スケールとパワー
様々な投資効果
日本で運用できる
無料でもらう

タグ一覧