mv

アイオワ州の共和党予備選挙から1週間で、トランプ氏と関係の深いDWAC社の株価が2倍弱に。

1.トランプ氏の予備選好調を受け、関係会社の株価が急騰。

2024年1月15日に行われたアイオワ州共和党党員集会は、トランプ氏が51%の票を得て圧勝しました。その結果を受けて、デジタル・ワールド・アクイジション・コーポレーション(DWAC社)の株価が急騰しています。

DWAC社は、しばしば「トランプSPAC」と呼ばれることもある、トランプ氏と関係の深い会社です。SPACとは、「Special Purpose Acquisition Company:特別買収目的会社」のことで、自社の事業を持たず、未上場会社の買収を目的に設立される特殊な企業形態です。SAPCは事業会社よりも上場にかかるコストや時間が少なく済む傾向にあり、SPACが先に上場し、上場させたい会社を買収・合併するというスキームに使われます。

DWAC社も2020年12月の設立から1年も経たない、2021年9月にNASDAQにスピード上場しています。DWAC社が設立されたのは、トランプ氏が設立し現在も経営の中枢にいる会社、トランプ・メディア&テクノロジー・グループを買収・合併し、上場企業にするためです。

2.DWAC社の株価は1週間で2倍強、ピーク時には5倍弱に。

DWAC社の株価は、アイオワ州予備選前の最終取引日である12日の終値12.31ドルから、わずか1週間後の19日には終値26.07ドルと2倍以上に上昇。その後も勢いは止まらず、ピークとなった23日の最高値は58.42ドルに達しました。23日に行われたニューハンプシャー州の予備選結果がニッキー・ヘイリー氏と僅差だったことで一次41ドル台まで下がったものの、24日11時時点で50ドル付近まで持ち直しています。

評価額が上昇しているのは、あくまでDWAC社の株価ですが、事業を行わないSPACの性質上、買収対象であるトランプ・メディア&テクノロジー・グループ、そしてその象徴的存在であるトランプ氏への期待の高まりの現れとみるのが自然でしょう。

政界のみならず、市場でも巻き起こるトランプ・フィーバーは、支持者の間だけで終わるのでしょうか? 全米を飲み込むのでしょうか?



注目記事
なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その1)

なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その2)

なぜ米国不動産と法人税繰延の相性は抜群に良いのか。

※この記事は、掲載日時点の情報を基に作成しています。最新状況につきましては、スタッフまでお問い合わせください。

まずはセミナーに参加しよう

すべて見る
弊社コンサルティングスタッフ

【日本全国オンライン対応可能】アメリカ不動産個別相談セミナー

5月07日(火) 、5月08日(水) 、5月09日(木) 、5月10日(金) 9:30~19:30
弊社コンサルティングスタッフ

【全国オンライン対応可能】年10日から購入できる「NOT A HOTEL」個別相談セミナー

ご希望日程よりご選択ください。
●柏野 将史様(K-innovate株式会社 代表取締役)●伊東 陽生(株式会社オープンハウス ウェルス・マネジメント事業部 アシスタントセクションマネージャー)

激動の経済!どう資産運用する? ≪利回り≫や≪減価償却≫に使える海外不動産投資術

5月09日(木)17:00~18:00
前へ
次へ
「不動産投資ガイドブック」を
無料プレゼント
アメリカ不動産のメリットを詳しく解説
不動産投資ガイドブック
なぜアメリカ投資市場の
スケールとパワーが段違いなのか?
賃料収入、価格上昇、税メリットによる
投資効果が期待できるのはなぜ?
契約・管理・売却まで日本にいながら
ラクラク運用できるその理由とは?
アメリカ投資市場の
スケールとパワー
様々な投資効果
日本で運用できる
無料でもらう

タグ一覧