不動産Insights

サチハワイのニュースレター VOL.130

オアフ島住宅地でのバケレン（短期賃貸）が全面禁止に

2022.04.24

オアフ島住宅地でのバケレン（短期賃貸）が全面禁止になりそうです！

アロ～ハッ！！ハワイからこんにちは。

長年のオアフ島の懸案になっておりました”バケレン規制問題”にようやく決着がつきそうです。ホノルル市議会は、先ごろ、オアフ島でのリゾートゾーン以外での90日以下の短期賃貸（現在は３０日）を全面的に禁止する　Bill41 （法案４１条）が賛成８、反対１で可決したそうです。この法案にブランジアーディ市長が最終承認の署名すれば、正式に施行されるとのことです。バケレン規制はもともと、宿泊客を奪われると危機感を募らしたしホテル業界と、違法バケレン物件（の宿泊者）から迷惑を被ってると訴える近隣住民によって「住宅地でのバケレンに何らかの規制が必要」と声を上げたのが始まりなのですが、観光業界に大きく依存するハワイ州と、（住宅ゾーン）でバケレン物件を所有・運用している業者や個人にとってはとても悩ましい懸案でした。

さて、先日ホノルル不動産協会より、今年の第１四半期を締めくくる先月３月期のオアフ島不動産市況が発表されました。副題タイトルは「３月期、戸建て、コンドミニアム両部門での中間価格の記録を再更新」とあり、昨今各方面で取りざたされる「ど・インフレ傾向」が不動産業界にも容赦なく影響していることが改めてわかる結果となりました。因みに３月期の戸建て中間価格は、昨年同月より21.1％上昇し＄1.15ミリオン、コンドミニアム部門も、昨年同月比14.３％上昇して＄515,500の高値を付けて、どちらも高値記録を更新しました。

一方で戸建て、コンドミニアムの総取引件数の伸びは在庫不足（特に戸建て部門）によりここ数カ月若干鈍化傾向ですが、オアフ島の不動産市況はまだまだ記録連発の大盛況です！

サチハワイ・スタッフ一同、常に皆様の健康と、ご多幸をハワイの地より祈念しております。

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