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“Zoom映え”が家選びの新しい基準に? アメリカで注目度急上昇の「Zoom Room」とは?(後編)

Highlights

  • 理想的な「Zoom Room」のポイントを5つご紹介
  • 通信環境やプライバシー、デスクの配置や照明などが主なポイント
  • デジタルツールが不動産市場に新たな需要を生み出す例は今後も出てくる?

最適な「Zoom Room」の条件とは何か?

前編の記事では、アメリカ不動産業界で今、「Zoom Room」という新しい言葉がトレンドになりつつあることをご紹介しました。

新型コロナウイルスの流行をきっかけに在宅勤務やリモートワークが急速に普及。自宅からのビデオ会議も一般的になり、“Zoom映え”する部屋を有する物件が人気を博していることがその背景にあります。新型コロナウイルスが今後収束したとしても、Zoom Roomがある家は、トレーニングジムや室内プール付きのような付加価値の高い物件になることが見込まれます。

それでは、理想的なZoom Roomとは具体的にどのような部屋なのでしょうか?

 

理想的なZoom Roomの5つのポイント

理想的なZoom Roomの条件として、主に以下の5つのポイントが挙げられます。

ポイント(1)充実した通信環境
まず何よりも重要なのがWi-Fiなどの通信環境です。通信品質が悪いと、会議中に画面がフリーズしたり会話が聞こえなくなったり、業務への支障はもちろん会議の参加者にもストレスを与えることになります。建物の立地に左右される面もありますが、ルーターを可能な限り近くに設置するなどの工夫が大切です。

ポイント(2)プライバシーの確立
周囲から区切られ、プライバシーがしっかり確立されている空間であることも重要です。生活音の混入や、子どもやペットの予期せぬ乱入を防ぐことはもちろん、機密性の高い会議内容の漏洩を防ぐ意味合いもあります。アコーディオンカーテンなどを用いて部屋を区切るのも一つの方法です。

ポイント(3)デスク・座席の配置
パソコンやタブレットを適切な位置に置けるデスクと椅子を用意しましょう。床に直に座るちゃぶ台などより、椅子に座って長時間落ち着いて話せて作業もできるデスクやテーブルがよりおすすめです。

ポイント(4)整理整頓された背景
仕事仲間に雑然とした印象を与えないよう、背景に写り込みそうな場所はしっかり整理整頓しておきましょう。バーチャル背景で隠してしまうのも一つの手ですが、壁紙やインテリア、本棚などを自然に見せることができれば、あなたの個性やセンスに対する好感度にもつながるかもしれません。

ポイント(5)最適な照明
照明の具合によって、人に与える印象はガラリと変わります。表情が明るく自然に見えるような照明の配置・光の加減を意識しましょう。日中は自然光を利用できればベターですが、窓の前だと逆光になってしまったり、夕暮れ時はいつの間にか部屋が暗くなったりするので気をつける必要があります。

以上が理想的なZoom Roomのポイントです。Zoom Roomを備えた物件を選ぶときの参考や、理想的なZoom Roomをつくるときの参考にしてみてください。

 

新しいツールが不動産市場に新たな需要を生み出す

日本ではすでに通常出社を再開している企業もありますが、そうした企業でも週何回かは在宅勤務を取り入れている企業も多く、通常出社とリモートを並行して行うというスタイルも一般的になっていきそうです。

そのようなことからも、やはりZoom Room人気は一過性のトレンドで終わるのではなく、ニューノーマル時代における部屋選びの新たな条件として、今後も定着していくことが予想されます。現在はアメリカを中心に人気を博しているZoom Roomですが、ここ日本においても、そうした波が押し寄せてきているような兆しもあります。

Zoomをはじめとするビデオ会議ツールに代表されるように、ITテクノロジーが不動産市場に新たな需要を生み出す例は今後もさまざま出てくるはずです。不動産市場の動向やトレンドをいち早くキャッチするという意味でも、テクノロジーやデジタルツールの進化は今後も要チェックです。

 

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