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日本のお客様に、ご安心頂ける物件を ~立ち合い不要の決済~

 

契約した後の手続きは?

今回は、アメリカ不動産購入手続きの最後、決済手続きについてご紹介します。契約書にサインしてから、物件が自分のものになるまで、おおよそ1ヵ月半程度の時間がかかります。

契約書へのサインが終わると、現地の州政府の認可を受けた第三者機関”エスクローエージェント”により物件の正式な所有者の確認、抵当の有無、現在の評価額、固定資産税の額や滞納履歴などの各種調査が行われます。そしてタイトル保険のための調査書類が作成されます。

契約書へのサインが終わると、現地の州政府の認可を受けた第三者機関”エスクローエージェント”によ”タイトル保険”とは、物件の購入後、万が一「実際の所有者がちがった」、「判明していない抵当権があった」というような権利関係のトラブルがあった際、その損害額を賄う保険です。

エスクローによる調査書類が終了し、タイトル保険の内容が決まると、決済書類が発行されます。このタイミングで取引に関わる全ての金額が確定し、お客様に送金頂く額が確定します。

決済書類への署名

エスクローから送られてきた決済書類は、お客様に署名をいただき、エスクローに返送します。決済書類は、以下のような書面で構成されます。ただし、以下はあくまで一例で、取引形態によっては異なる場合があります。

・Settlement Statement ⇒取引に際しての売主ー買主間でやり取りされる金額の精算書
・Notice of settlement agent responsibility ⇒利用するエスクローエージェントの確認書類
・Attorney representation notice ⇒代理人に関する通知
・Tax proration agreement and disclosures ⇒税金に関する日割り精算の確認書
・Wire Transfer authorization for outgoing wires ⇒電信送金に関わる確認書

また、株式会社アイビーネットによる融資ご利用希望のお客様は金銭消費貸借契約と、それに基づく抵当権設定書類への署名及び公証役場での公証手続きを行って頂きます。

全ての準備が整った状態で決済日を迎え、所有権移転

アメリカ不動産取引の決済においては、現地のエスクロー業者がハブとなります。決済日までにエスクローに売主や買主の書類や取引金額が揃った状態にしておき、決済日を以て所有権が移転します。

決済手続きにおいて最も気を遣うのがお客様の取引代金の海外送金です。万一、取引代金の着金が遅れた場合、取引が履行されず、多くの書類を訂正する必要が出てきます。

取引代金の送金先は予め指定されたエスクローの口座です。エスクローは決済日に売主、タイトル保険会社などの取引関係者に取引代金を振り分けます。

海外への送金は不慣れという方も多いと思いますが、オープンハウスのスタッフがしっかり案内致します。

決済日を無事迎えると、エスクローにより登記申請も行われます。最終的に登記関係の書類が届くのは2ヵ月ほどの時間を要します。

以上が決済手続きの概要です。オープンハウスでは、日本人には馴染みのないアメリカの不動産取引を安心して行って頂けるよう、説明資料や管理体制を整えております。

無事、決済日を迎えられましたら、アメリカの不動産はお客様のものです。

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