賢者の審美眼

ベートーヴェン生誕250周年を記念して限定ピアノが登場！

2020.08.27

Highlights

ベートーヴェン生誕250周年を記念した限定ピアノが発売
全世界15台限定と21台限定の貴重なモデル2種類
美麗なデザインはもちろん美しい音色も楽しめる

ベートーヴェン生誕250周年を記念した２つの限定ピアノ

2020年はベートーヴェンの生誕250周年という節目の年。この記念の年に、1928年創業の伝統的なピアノメーカーであるベーゼンドルファー（2008年からヤマハ株式会社の100%子会社）から、限定モデルとなる2つのグランドピアノが発売されました。

ベーゼンドルファーは、ベートーヴェンとゆかりが深いウィーンの地で設立されたピアノ製造会社。今回発売されたのは、全世界15台限定の「ベートーヴェン生誕250周年記念モデル」と、全世界21台限定の「セセッシオン」の2種類です。

「ベートーヴェン生誕250周年記念モデル」には、ピアノ本体にベートーヴェンが1801年に作曲した「ピアノ・ソナタ第14 番『月光』Op.27-2 嬰ハ短調」の自筆譜や、ベートーヴェンの似顔絵や名言が美しい装飾で施されています。1台ずつにシリアルナンバー入りの真鍮プレートがはめ込まれており、記念モデルにふさわしい特別感と高級感が演出されています。

[キャプション：「ベートーヴェン生誕250周年記念モデル」の装飾]

もう一つの限定モデル「セセッシオン」は月桂樹の葉が大屋根の内側にデザインとして大胆に施され、23K金メッキとグリーンカラーが組み合わさった、まるで芸術作品のような仕上がりの一台。

ちなみにセセッシオンとは、19世紀末ウィーンの総合芸術運動「セセッシオン（分離派様式）」を意味しています。ベートーヴェンの創作姿勢に共鳴した分離派は、1902年にベートーヴェンをテーマとする展覧会を同名の建築物「セセッシオン（分離派会館）」にて開催。デザインとして施されている月桂樹の葉は分離派のシンボルでもあり、分離派の芸術運動へのオマージュともなっている一台です。

偉大な作曲家に思いを馳せながら音色を奏でる優雅なひと時を

今回発売された限定モデルは、美麗なデザインはもちろん音色の美しさも大きな魅力のひとつ。

「ベートーヴェン生誕250周年記念モデル」で使用されるグランドピアノは伝統的なウィンナートーンが特徴の「Model 200」と、力強い音と幅広いダイナミックレンジを備える「Model 214VC」の2種類から選ぶことができます。

「セセッシオン」は「Model 214VC」がベースとなっており、オーストリアの熟練した職人がベーゼンドルファーの伝統的なピアノづくりの手法に従って丁寧に作り込み、あたたかく華やかな音色を実現しています。

美麗で卓越したデザインはもちろん、楽器として「音」そのものにもこだわりたいという方にもぴったりの今回の限定モデル。偉大な作曲家に思いを馳せながら、音楽と共に過ごす優雅なひと時を味わってみませんか？

品名：ベーゼンドルファーグランドピアノ
▼モデル／ベース／カラー／価格（税抜）
ベートーヴェン生誕250周年記念モデル／Model 200 ／黒／20,000,000円
ベートーヴェン生誕250周年記念モデル／Model 200／白／21,000,000円
ベートーヴェン生誕250周年記念モデル／Model 214VC／黒／22,000,000円
ベートーヴェン生誕250周年記念モデル／Model 214VC／白／23,000,000円

生誕250周年記念モデル