賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。
安藤さんは最初に「健康」に丸をつけました。
もちろん健康でいたいんですが、そのためにあまり人生を制約するのもどうかなと思っています。365日のうち360日はお酒を飲みますし、食べたいものを食べたい。
ラグビーをやられていたから、そもそも頑丈ですよね。
そうだと思います。
「仕事」はもちろんマックスで、「家族」もマックスです。
平日は家に帰るのも遅いですが、妻とは“土日は月に2回しか約束を入れてはいけない”と約束しているんです。だから週末は基本的に3人の子供たちと過ごしています。
「交友」も「健康」と同じく3です。
仕事と関係ない交友はほとんどないですね。学生時代の友人に会うのも年に1、2度ですし。
ポイントが一番低いのは「趣味」ですね。
趣味はゴルフで、週1回ペースで行きますが、基本的に全部平日です。土日は全部お断りさせてもらっています。もう土日はゴルフに行かない人というキャラになりつつあります。
なるほど、平日のゴルフはいいですね。
ほかにはバスケットボールのチームを経営していまして、その試合には一喜一憂ですね。その熱狂ぶりは、趣味の領域です。逆にラグビーにはあまり興味がなくなってきました。こんなこと言うと怒られそうですが。
やっぱりチームへの愛着はわきますよね。思い入れがあるのは当然だと思います。
試合のある土日は結果にイライラしちゃうので、オフシーズンの週末は平穏に過ごせます。
さて、安藤さんが大切にされている習慣は「月曜朝6時45分からのミーティング」とのことです。
絶対に外さない習慣と言ったら、これに尽きますね。週頭の朝のミーティングは創業以来続けているんです。旅行中でも、旅先から参加します。
このミーティングの狙いは。
早朝の会議ですので、我々幹部の意思決定が部長、課長と降りていって、9時か10時にはメンバー全員に届いていることになります。他社が月曜10時に経営会議を始めるとしたら、既にこれだけの差がついているわけで、それが当社のスピード感を生んでいると思います。
やっぱり朝の早い会社は違いますね。逆に朝が遅かったり、会議がダラダラしていたりする会社はダメです。
朝の時間は本当に重要だと思いますよ。
※この対談は2023年6月28日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。
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