賢者の投資術 Powered by OPEN HOUSE

商売人としての生涯を貫きたい。五十嵐 幹氏(第4回)

作成者: Discovery~賢者の習慣~ 編集部|2023.06.29

賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。

※この対談は2023年5月23日に株式会社クロス・マーケティンググループ(東京・西新宿)にて行われました。

対談後記

クロスマーケティンググループ社長の五十嵐幹さんにお話を伺いました。

なんと、あのリーマンショック直後に上場を果たされた。あの当時を知るものとしては、ほんとうにすごい決断をされたものだと感心します。本来、IPOと言えば慶事。その慶事を最悪の市場(相場)環境で迎えるというのはどんな心境だったでしょうか。相場が悪い時にわざわざ出なくても(上場しなくても)いいのに……といった非難めいた声も聞かれたのではないかと思います。

しかし、生意気ですが「出られる時に出ておく」という判断をされた五十嵐さんは間違っていなかったと思います。実際、機を逃して上場できないままでいる会社のなんと多いことか。

そしてまた、その後、社業を着実に伸ばされた。これも当然ながら簡単なことではありません。よく「小さく生んで大きく育てる」といったことをIPOを目指す企業周辺で耳にすることがありますが、そんな調子のいい話はそうそう実現できるものではありません。むしろ、大きく出したわりに小さくなっていく会社の方が多いのが今の実情です。

先に苦労をされた分、硬く経営されている印象を強く受けました。その背景に、やはり商売人のご家庭に育ったということもある気がします。基本的に仕事が大好きで、仕事への集中力を欠かさない。人間関係もすごく大切にされる五十嵐さんですが、それもどこか仕事っぽさを感じます。結局、社業を伸ばすことを第一優先にされている姿を清々しく感じました。

今後ますます発展されるクロスマーケティンググループから目が離せないなと思った次第です。

鎌田和彦

関連記事

勝算はビジネスモデルにある。五十嵐 幹氏(第1回)

勝算はビジネスモデルにある。五十嵐 幹氏(第2回)

勝算はビジネスモデルにある。五十嵐 幹氏(第3回)

オープンハウスの米国不動産投資

業界初!ワンストップサービスを提供し、名実ともにアメリカ不動産投資のパイオニアに。

オープンハウスはなぜ“米国”不動産に取り組むのか

なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その1)

なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その2)

なぜ米国不動産と法人税繰延の相性は抜群に良いのか