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朝の早い会社は成長する。安藤 広大氏(株式会社識学 代表取締役社長)(第4回)

作成者: Discovery~賢者の習慣~ 編集部|2023.09.28

賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。

※この対談は2023年6月28日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。

対談後記

識学の安藤広大さんにお話しを聞きました。

識学さんのビジネスモデルはとてもユニークです。私なりの理解で言うと、組織マネジメントのノウハウを売っていらっしゃる。研修会社のようでもあり、組織コンサルティング会社のようでもある。根本的なユニークさの根源は、かなり強固なメソッドをベースにしているという点だと思います。

最近、組織の階層化を嫌って水平的に人材を配置する会社が増えているように感じます。階層化が情報伝達を遅らせるとか、機動力に欠けるとか、色々な理由で組織を水平化する企業たち。場合によっては、水平化することが目的になって、事業を伸ばすことを忘れているんじゃないかと思うケースもあります。

あるいは、組織としての発展よりも、そこに属する個人のニーズを優先する様にも見えます。本来、組織として固まる理由はその組織が目指すものの最短での達成のはずが、いつの間にか組織の目的よりも個人のそれを優先するという風潮。それじゃ、会社は大きくならないわけで、最近のベンチャー企業が小ぶりのまま成長しない理由はその辺りにあるのではないかとも思えます。

また、コロナ時代を経て、リモートでの就業も増えました。こうしたリモートでの仕事は、働く人たちを点在的に孤立させていると思うのですが、どうでしょうか。水平的な人材配置も、リモート就業も、どこか組織との距離感を不安定にし、組織の求心力を弱める原因になっているように思えてなりません。

つまり、そういう時代背景が、識学さんのような強固なメソッドを導入したい企業ニーズを作り出しているというのが、(生意気を言いますが)私なりの見方です。
強固な組織を作るよりもしなやかで柔軟な組織を作ろうとして限界に突き当たる。そして、改めて成長を望んだ結果、「識学」導入に至るという構図ではないでしょうか。

鎌田和彦

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