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リスクを取るから道が開ける。(ゲスト 金子 英樹氏:第2回)

作成者: Discovery~賢者の習慣~ 編集部|2021.12.08

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

支え続けてくれた妻は“神”

鎌田

ではここからは金子社長、個人についてお伺いします。スパイダーチャートにご記入いただきましたが、これはかつて見たことのないほど個性的なチャートになりました。なんと「健康」「趣味」「家族」が1です。

金子

あんまり健康でありたいという意識がないんですよ。一般的な基準で言えば不健康な暮らしをしているかもしれませんが、絶対に死ぬことはないという自信はありますし、知人にも「最後の生命力だけは強いよね」と言われています。これ以上やったら危険じゃないかというぐらいハードに働いた経験があるので、自分の中ではそこまでいかなきゃ死ぬことはないという自信があるんです。

鎌田

「趣味」は。

金子

全くありません。物欲、所有欲もないし、汗をかくことも好きじゃないです。お金にも興味がなくて、仮に来月から月15万円で暮らせと言われても大丈夫ですよ。食事だってカップ麺にカップ焼きそばで十分ですし、今週もお昼ご飯はずっとカップ麺で、家に帰ったらデリバリーでハンバーガーです。

鎌田

ストイックなんですか?

金子

ストイックというわけではなくて、それで十分美味しいんですよ。値段は関係なくて、いくら高くても美味しくないものは食べたくないです。

鎌田

ご家族については。

金子

妻と息子が2人いまして、妻は私にとって“神”ですね。

鎌田

なんと、奥様は神様ですか。

金子

外資系金融機関に勤めていた時代からシンプレクスの創業期にかけての8年間、私は働きづめで正月も休まなかったほどです。システムの入れ替えはゴールデンウィークや年末年始など、クライアントが長期の休みを取っている間に行わなくてはなりませんから。だから海外旅行も行けない。罪滅ぼしに正月に都心のホテルに家族で泊まっても、元旦に「行ってきます」とホテルから出勤していました。
そんな働き方ができたのも、妻が家庭を支えてくれたからです。

鎌田

なるほど。「仕事」が5なのも、ご家族あってのことですね。それほど大切な存在だけれど、実際の接し方は1だったと。

金子

夫として、父親としての自己評価はそうですね。妻の本音としては、別に都心のホテルに泊まれなくてもいいので『サザエさん』のような家庭に憧れていたようですが。

鎌田

「交友」は4です。

金子

友人知人との関係は大切にしています。友人知人との間で借りを作ったままにしないというのが僕のポリシーです。人間って、自分がしてあげたことは過大に思い、人にしてもらったことは過小に評価しがちじゃないですか。これは美しくない。だから私は、何かしてもらったらできるだけすぐに恩返ししたいと思っています。

 

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