賢者の投資術 Powered by OPEN HOUSE

ニューノーマルを生きる。(ゲスト石川 善樹氏:第3回)

作成者: Discovery~賢者の習慣~ 編集部|2020.09.30

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。 インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

やりたくないことはやらない

鎌田

さて、石川さんには恒例のこちらのボードにご記入いただきます。

石川

このスパイダーチャートに記入すればいいんですね。どこに時間やお金をかけているかを考えれば、こんな感じでしょうか。

鎌田

かなり極端なチャートになりましたね! 仕事が突出しています。

石川

私は、やりたくないことはやりませんし、会食もほとんどしません。したい仕事だけをしているので、こういうチャートになりますね。

鎌田

ストレスがないんじゃないですか。

石川

ある程度のストレスは必要かなと思って、あえて知らない土地に行ったり、知らない分野の仕事を引き受けたりしています。ただ、基本的に仕事が趣味であり、交友でもあるんですよ。

鎌田

それはとても幸せなことですよね。

石川

ステイホームで、仕事中の姿を子どもに見られる機会が増えています。私の場合は、だいたいパソコンの前で楽しそうに笑っているから、子どもは「仕事って笑うものなのか!」と思っているかもしれません。仕事でいくら稼いだかより、どれだけ好きなことに打ち込んでいるか、というのを子どもにはみせたいですね。

鎌田

ご家族については。

石川

妻は、宇宙人と結婚したと思って諦めているそうです(笑)

鎌田

会食しないのは、お酒がダメだから?

石川

少しは飲みますが、それよりも人にはすぐ「旅行しましょうよ」と誘います。

鎌田

ゴルフしませんかじゃなくて、旅行しませんか、と。

石川

よく知らない人と離島に行くと楽しいですよ。何もすることはないけど、一緒に歩いて、食べて、寝ると、すごい仲良くなりますよね。どうですか、ぜひ一緒に旅行行きませんか?!(笑)

鎌田

ぜひ(笑)

鎌田

面白いなあ。それにしても、この「賢者の習慣」シリーズに登場される方は、仕事が趣味というケースが実に多い。

石川

一般的には、仕事を楽しんでいる人って1%もいないんじゃないでしょうか。でも、せっかく多くの時間を使うんだから、楽しんだ方がいいですよ。

鎌田

そしてもう一つ、石川さんとってお金とは。

石川

バトンですね。金は天下の回りものといいますが、自分のところにお金が来たら、すぐに誰かにバトンのように渡したいです。人のため使ってもいいし、寄付してもいい。家を買うのも、バトンの渡し方の一つでしょう。お金とは、どれだけ貯めたかではないんです。どう使ったかが、記憶に残るんじゃないでしょうか。


関連記事
ニューノーマルを生きる。(その1)

ニューノーマルを生きる。(その2)

ニューノーマルを生きる。(その4)

オープンハウスの米国不動産投資

オープンハウスはなぜ“米国”不動産に取り組むのか

なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その1)

なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか(その2)