オーナー様インタビュー Voice34 コンサルティング会社勤務 K.T.様(52歳) 2019年購入
──アメリカ不動産ご購入の動機を教えてください。
私は国内にもいくつか投資用不動産を所有しているのですが、以前からアメリカ不動産には興味があり、よい物件があれば購入したいと考えていました。目的は節税です。アグレッシブな投資ということではないので安心感が第一でしたから、最大手のオープンハウスさんにお任せすることにしました。
──ありがとうございます。テキサス州の物件ですね。
いくつかのエリアの物件をご紹介いただきました。その中でテキサス州に決めたのは、街としての成長性に魅力を感じたからです。大手企業が進出し、人口も増えていて、安定的な収益が期待できると思いました。加えて私のアメリカ人の上司がやはりテキサス州に投資用不動産を持っていて、日系大手企業の社員に貸していたのも理由の一つです。彼の言葉を聞いて、アメリカ人も魅力的に感じるエリアだと知りました。
──実際にご購入されて、オープンハウスのサービスをどのように感じていらっしゃいますか。
一番ありがたいと思ったのが「修繕定額請負サービス」です。外壁が壊れたり、水漏れがあったりといったトラブルが発生したのですが、その修繕にとても助かりました。
──予定していなかった費用でしたか。
アメリカの住宅は規模が大きいせいもあるでしょうが、ちょっとした修繕でも数十万円単位の費用が必要になります。国内で不動産を持っている感覚からすると、ギョッとするほど大きなお金でした。想定外の金額でしたから「修繕定額請負サービス」は大変ありがたかったです。
──コロナ禍についてはいかがでしたか。
実はちょうどアメリカで感染者が急増したタイミングで、退去者が出たんです。その時は新しい借り手がつかないんじゃないかと心配しました。ところが驚いたことにすぐに次の入居者が見つかって、しかもわずかではあるものの賃料も上げることができたんです。これは日本の賃貸物件ではとても考えられないことでしたので、さすがだと思いました。
──想定外というお話がありましたが、ご購入後の税制改正大綱の発表はまさしく想定外ではなかったでしょうか。
確かに損益通算を使った節税スキームが使えなくなるというのは想定外で、私にとっては青天の霹靂でした。それでも2年間は節税効果が得られ、その点では目論見通りだったと思います。一方でいい意味で想定外のこともわかって、驚きました。
──とおっしゃいますと。
こちらの「オーナー様インタビュー」を読ませてもらったのですが、多くのオーナーがキャピタルゲインに期待されているのは意外でした。私は節税効果を考えていてそこまで思いが至らなかったので、大変勉強になりました。オープンハウスさんに聞いたところでは依然として物件の売れ行きは好調というのにも驚きましたし、税制改正大綱発表後もアメリカ不動産投資の魅力は変わっていないのですね。
──将来のご売却が楽しみですね。
おっしゃるとおりです。この先、売却してキャピタルゲインを得るか、あるいはしばらく資産として持ち続けるか、検討したいと思います。そうした点のアドバイスもオープンハウスさんには期待したいですね。
──現地はご覧になりましたか。
いいえ、見ていません。国内の不動産も同様ですが、私は不動産のプロではないので、見たところで何もわからないと割り切っていますから。それよりも販売している会社や担当者が信頼できるかどうかで判断するほうが大切だと思います。これからアメリカ不動産の購入を検討される方も、物件の善し悪しより会社や人の善し悪しで判断されるほうが確実ではないでしょうか。
聞き手 当社ウェルス・マネジメント事業部 田力優
※この取材は2021年4月6日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)で行われました。
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