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アメリカ不動産アカデミーVol.12 ハリケーンの連続襲来~テキサス州(2020年8月27日時点)

作成者: 海外不動産コラム 編集部|2020.08.28

 

 

ハリケーンの多いメキシコ湾沿岸

今週はアメリカ南部を騒がせている2つのハリケーン、「マルコ」と「ローラ」の襲来をお知らせします。

ハリケーンの上陸例が多いメキシコ湾沿岸ですが、ハリケーンの連続上陸は過去に事例がありません。予想された上陸先はルイジアナ州とテキサス州。沿岸部や州境の地域では警戒が続いています。

まず接近したのはハリケーン「マルコ」。こちらはメキシコ湾を北上するにつれて勢力を弱め、現地時間8月24日に熱帯低気圧として上陸しました。

一方、後続のハリケーン「ローラ」は勢力を拡大しつつ、現地時間の8月27日の午前2時頃に上陸しました。

 

被害予想と州の対応

ハリケーンは風速毎に5段階のカテゴリーに分類されます。「ローラ」は上陸時点ではカテゴリー4。その後数時間でカテゴリー3に弱まりました。3以上のカテゴリーは、建物の構造的な損傷や、海岸の浸食が生じる規模。加えて、「ローラ」の進行速度は時速約25キロと遅く、同地域に長時間停滞し被害を拡大させることが考えられます。

さらに、既に上陸した「マルコ」の進行速度は「ローラ」以上に遅く、この二つが停滞することで、想定以上の被害となる予想もあります。

テキサス州のアボット知事は、現地時間8月23日より州内の各地域に災害宣言を発表。その中には弊社が物件を取り扱うダラスも含まれています。現地時間の25日には、オースティンやダラス・フォートワース等4つの地域に避難者のための受付センターが設置され、バスやホテルも用意されました。加えて、軍や公安局による警備隊の動員や、連邦緊急援助の申請なども行われています。

 

沿岸部と異なる内陸部の反応

テキサス州は沿岸部に位置していることから、数年に一度、大きなハリケーンが上陸します。しかし弊社が物件を取り扱うダラスは内陸部に位置しており、多くの場合、到達するまでにハリケーンの勢力は弱まります。

現地駐在員によりますと、今回のハリケーン連続上陸のニュースが流れた際にも、ダラスでは特に大きな騒動とはならなかったとのことです。

しかし、内陸部のダラスにも災害宣言が発表されたということは、それだけ今回の「マルコ」、「ローラ」連続上陸の危険性が高いと言えるのではないでしょうか。

弊社では引き続き現地からの情報を発信していきます。

以上、田力優がお伝えいたしました。

 

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