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運と直感こそが最高の人生を創る。(ゲスト平林 良仁氏:第4回)

作成者: 海外不動産コラム 編集部|2020.09.09

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。 インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

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事業家として成功を収め、70歳を過ぎた今も新たな挑戦を続けている平林氏。多くの人を惹きつける、その言葉と人生観とは…?

テキストでは伝えきれないリアルな雰囲気を、動画でお届けします。ぜひこちらもご覧ください。

 

対談後記

「人生は運次第だ」というのは、ある意味で「身も蓋もない」話だと思います。しかし、平林さんのように自分のやりたいことをどんどん実現し続けてきた方がそういうのですから、そうなんだろうと感じます。

これは私がずいぶんと昔に聞いた話ですが、かつて松下幸之助さんはできる限り運がいい人と会うようにしていたそうです。同時に運の悪い人はできるだけ自分から遠ざけるようにしていたと。 その話を聞いたときに、自分が遠ざけられる対象になったらどうしようと考えたものです。松下幸之助さんほどの大経営者が、わざわざ運のいい人に会いに行くというのですから、どうやら運は感染性があるのかなと。だとすると、とんでもない強運の交換が行われたに違いなく、本当に恐るべきことだなと思ってしまいます。
松下幸之助さんについてもう一つ聞きかじった話です。「なぜあなたはこんなに成功したのですか?」と問われて、かの大経営者は誰にも言うなと前置きして、質問者ににじり寄り「運や」と答えたそうです。

さて、これに加えて直感です。平林さんは直感を信じると言います。では、なんでそういう直感が平林さんにひらめくのか? これを聞きそびれてしまいました。
直感とはつまり、うまく説明はできないが強く推測ができている状態だと解釈しています。「こいつは怪しい」「ここは危険だ」、そんな直感が働くとき、人は遺伝子に組み込まれた何かからそういう推測を得るのでしょう。かつて捕食されていた人類。その祖先の遺伝子が、我々に直感を与えてくれている。直感を類型化したときに、これが一つ目の種類だと私見ながら思います。

もう一つの種類が、「これは当たる」「こいつはモノになる」といった固有性の高い(特にビジネスだとわかりやすい「ヒット商品」になることを確信するような)判断です。これがなぜ起こるのか? これも私見ながら、そうした直感を導き出す要因は、分厚い経験ではなかろうかと考えます。平林さんの多様な経験が優れた直感を導いてきたのだと思います。

最後になんといっても「お金は自然に入ってくる」という話。これにはすっかり参ってしまいました。なかなかそういう心境には、なれないものではないでしょうか。求めれば逃げる。さすれば、求めずと。こう考えたいところですが、やはりどうしてもお金は求めてしまいます。お金が自然に入ってくるようにするにはどうしたらいいかを見出したいものです。

鎌田和彦

※この対談は2020年7月28日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)で行われました。

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