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自由人は新しいエコシステムを目指す。宮本 邦久氏(エンジェル投資家)(第1回)

作成者: Discovery~賢者の習慣~ 編集部|2023.10.05

賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。

新規事業は2勝11敗

鎌田

宮本さんと私はちょうど10歳違いです。新卒で入社された総合商社からベンチャーキャピタルに移られたのが2000年ですね。

宮本

これからはITだと言われていた頃で、総合商社の情報産業部門が分社独立してベンチャーキャピタルになるというので、私も手を挙げてそちらに移ったんです。そこは単に投資するだけでなく役員や社員も送り込むというスタイルでやっていて、私も2社ほど出向を経験しました。

鎌田

ハンズオン型というよりも、覆い被さっちゃうホールドオン投資ですね。どういう会社へ?

宮本

業務効率を高めるグループウェアの会社と、Webマーケティングの会社です。

鎌田

Webマーケティング。なるほど、その経験が後のネットマーケティング社の設立に活きてくるんですね。

宮本

ええ、まさにその通りです。もっとも設立当初は順調だったネットマーケティングも、大口の顧客から取引を打ち切られて3ヵ月間売上ゼロという事態に陥ってしまいました。

鎌田

それはおおごとです。社員は何人いらっしゃったんですか。

宮本

9人です。何とかこの9人を食べさせていかなくてはならないということで始めたのがアフェリエイト広告やSNS広告の代理店事業だったんです。これがうまく行きました。ただ、労働集約型の事業ですからこのままでは上場は難しいと言われ、もう一つの柱を立ち上げなければならないと思ったんです。

鎌田

それがマッチングサービスの事業だったんですね。

宮本

ええ。これもうまく行って、ようやく2つの事業で上場を目指す態勢が整ったわけです。ここまで新規事業には13回チャレンジしていますので、成績としては2勝11敗。実はずいぶん負けが込んでいるんです。

鎌田

事業を興して成功するのは、それほど難しいということです。

宮本

マッチングサービス事業は3年目には黒字化でき、やっと上場できるというところまで行きました。もっともマザーズに上場承認後、取り下げられるという経験もしましたが。

鎌田

上場取り下げ? そういうことってあるんですか?

宮本

年に2、3社あるらしいですよ。めったにない経験ができました。その後JASDAQ、当初二部、東証一部ときて現在は東証スタンダードです。マザーズを含めて5つの市場を経験したことになります。

鎌田

本当に貴重なご経験をされたんですねえ。

※この対談は2023年8月3日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。

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