賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
では恒例のスパイダーチャートへのご記入をお願いします。
これは見た瞬間に全部5だと思いました。私は性格的にどれかに力を入れ、どれかは抜くということができないんです。中学生頃からだと思うんですが、手塚治虫の漫画に影響されたこともあって、人生は儚い、だから悔いのない生き方をしなければと思って生きてきました。
なるほど、だから全部5。
ええ、家族も仕事も健康もすべて5です。五角形じゃなくて六角形、八角形だったとしても全部5ですね。あえて凹むものがあるとしたから、睡眠かもしれません。
確かに2時まで働いて5時に起きていたわけですからね。今も睡眠は少ないんですか。
そうなんですよ。昨夜も12時に寝て2時に目が覚めて、4時半までネット動画を見てまた寝て、6時半に起きました。
ショートスリーパーですね。
面白いのは寝てる間に夢の中でミーティングしたり、新しい事業のアイデアを思いついたりするんです。
ああ、私も同じです。でもすぐに忘れちゃう。
私は目が覚めたらすぐに枕元のiPhoneを開いてEvernoteにメモします。後で読み返してみて、こんなに素晴らしいアイデア、本当にオレが考えたのかと驚くこともありますよ。完全にゾーンに入っている状態でアイデアを思いつくんでしょうね。
もう1枚、こちらのフリップにもお願いします。
これは難しい質問ですね…
和田さんにとってお金とは「血液」ですか。
質問の角度によって答えは違ってくるんでしょうが、大きな見方をすれば社会の中でお金は人間にとっての血液に相当する存在だと思うんです。お金がうまく循環すれば経済も元気になりますし。
経営者らしいマクロな視点ですね。
個人的には、お金が自分にとってのゴールになってはいけないと思っています。お金で満足するようになったら、自分が自分でなくなるような怖さがあるんです。もしある日突然自分の銀行口座に1000億円が振り込まれたとしたら、翌日も今も変わらないモチベーションで仕事ができますかと、部下に問いかけたことがあります。きっと名経営者の皆さんの答えはイエスに違いありません。そんな方々を私は心から尊敬しています。
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