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怒らない人が最後に勝つ。馬渕 磨理子氏(日本金融経済研究所代表理事/経済アナリスト)(第4回)

作成者: Discovery~賢者の習慣~ 編集部|2023.08.24

賢人を賢人たらしめている行動や考え方は。そして大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます。

※この対談は2023年6月13日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)にて行われました。

対談後記

日本金融経済研究所代表理事の馬渕磨理子さんにお話しをお聞きしました。

馬渕さんはとにかくストイックな方です。

京都大学進学へのこだわり・執着。そこからスタートして、局面局面で驚異的な執着を見せ続けてここまで人生を切り開いてこられた。その人生の系譜に触れて、ただただ感心するばかりでした。

それにしても、なぜ、そこまでの執着心を維持できるのか。常人にはなかなか真似のできない「何としても目標を達成しよう」とする意欲。幼少期に決意した京都大学進学という念願をどうにかやり抜こうとする姿勢と、失敗しても次のチャレンジを窺い続ける精神力はものすごいパワーだと思いました。

現代社会は実に淡白にできています。そもそも執着からは縁遠く生きている人の何と多いことか。何かを目指すこともなく、達成したいこともない。従って、摩擦も衝突もなく淡々と日々が流れる。だから、何かに一生懸命な姿勢を白けた視線でやり過ごしたり見下したりしてしまう。そういう淡々としたライフスタイルが主流の時代にあって、馬渕さんの生き様はすごいなと実感しました。

馬渕さんは全身トム・ブラウンを身に着ていらした。私にはそのトム・ブラウンが常に戦い続けるビジネス戦士の戦闘服に見えました。そして、戦っているからこそ大切にしている習慣が「怒った方が負け」という姿勢だと捉えました。

戦っているからこそ怒りが芽生えるはずで、結果を求めるからこそ喜怒哀楽が率直に現れる。しかし、剥き出しの感情は(主に交渉上)マイナスでしかありません。だからこそ、常に冷静に沈着に物事に向き合おうという精神につながったのではないでしょうか。

馬渕さんと会話していて、馬渕さんから感情らしきものを感じ取ることができませんでした。それほど、感情を自己統制されている。ここでもすごいなと感じた次第です。

鎌田和彦

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