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徹底した顧客志向が生む、差別化戦略。(ゲスト西田 光吉氏:第4回)

作成者: 海外不動産コラム 編集部|2020.08.12

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。 インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

ライブコンテンツ

埼玉県で地域密着ハウスメーカーを率いる西田氏。古い業界だからこそ、発想と戦略が新しければ後発でも勝てるという、その意図は…?
テキストでは伝えきれないリアルな雰囲気を、動画でお届けします。ぜひこちらもご覧ください。

 

対談後記

今回は西田光吉さんをお迎えしました。
西田社長は当社アメリカ不動産のお客さまでもあります。
そんなご縁で今回お話をお聞きしました。

西田社長は「地域密着」を明確に掲げて質感の高い住宅を埼玉県中心に供給されています。
いま、世の中はコロナウィルスの感染拡大で大変なことになっています。おそらく「住まいのあり方」についても、大きな変革期を迎えるのではないでしょうか。
そうした状況の中で、西田社長が率いる無垢スタイルさんは業績を着実に伸ばされている。これはつまり、今の時勢柄に合致した住宅を提供されているからに間違いありません。

いま、アメリカの住宅事情も一つの転換点を迎えているようです。まさに都心部から郊外への移転が加速。テレワークが進展する中で、もはや職住接近が必ずしも必要ではなくなりつつあるようです。加えて、都市間での住まいの移動も始まっています。
たとえば、勤務地はニューヨーク、住まいはロサンゼルスといったケースです。気候がよく住宅は広々したロサンゼルスに居を構えながらニューヨークの会社に勤務する。必要とあらば、空路でニューヨークに飛んでいくというライフスタイル。住みたい場所に住みながら、勤めたい会社に勤める理想形が実現しつつあるようです。

翻って、日本ではどのような変化があるでしょうか? ひとつには、変わらず都市部に住まいたいというニーズがあると見ています。その一方、都市部のデメリットを克服できる準郊外への移動ニーズもはっきり観測されてきています。
首都圏で言えば、東京都区内ではなく、埼玉、神奈川、千葉、東京都下といった周辺部への移動ニーズが増加するのではないでしょうか。まさにこうしたエリアにおいて質の高い住宅を適正な価格で提供する無垢スタイルさん。これからも、ますます発展する可能性があると実感した次第です。

鎌田和彦

※この対談は2020年7月16日に弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)で行われました。

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