賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
さて、山口さんに恒例のスパイダーチャートをお書きいただきましたが、これはまた極端ですねえ。とても偏っている。
家族に怒られるかもしれないなあ。
趣味、健康、交友が1で家族が2です。
ただこれは優先度ではなく、かけている時間を基準にして記しました。趣味はスノーボードですが去年は1回しかできませんでした。親しい友人にはコロナ禍もあって随分会っていないし、家族にも十分な時間は割けていません。
それに対して仕事は5です。
スノーボードと仕事のどっちをやりたいかと言ったら仕事ですし、用がなくて時間ができたら仕事をします。要するに仕事に圧倒的に時間をかけているから、こういうチャートになるんですね。ちなみに鎌田さんは?
私はこのチャートに記入したことはないんですが、全部5でありたいとは思っています。
そうですよね。改めてこのチャートを見て、自分はだめだと悟りました。全部5になれることを目指したいと思います。
仕事がお好きだから、仕方ないでしょう。
山一證券時代はイヤイヤながら会社に行ってたんですが。
健康に不安は。
健康はもちろん大切だと思っています。こうして仕事に十分な時間を割けるのも、健康だからでしょう。
もう一つ、山口さんにとってお金とはどういう存在でしょう。
これは難しいですね。お金には色な側面がありますし。
「それを持つ者の写し鏡になる」ですか。ちょっと哲学的ですね。
経営者にとってはお金とはキャッシュフローですし、金融資産としての側面もあれば、信用そのものであるという側面もあります。状況によっては怖い存在にもなるでしょう。そんなふうに様々な側面がお金にはあって、その人の写し鏡のように姿を変えていくものだと思います。
山口さんらしい答えですね。
いやあ、この質問は難しいですよ。何を書いても突っ込みどころがありますから。
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