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title: 人の幸せのための仕事が自分を幸せにする (ゲスト 小山 薫堂 氏：第3回)
description: "あの「くまモン」の生みの親として知られる小山氏。「努力は夢中に勝てない」という発言の真意とは…？
賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます"
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# [人の幸せのための仕事が自分を幸せにする (ゲスト 小山 薫堂 氏：第3回)](https://wm.openhouse-group.com/column/人の幸せのための仕事が自分を幸せにする-ゲスト小山薫堂氏-第3回-100002-14)

 作成者: [海外不動産コラム 編集部](https://wm.openhouse-group.com/column/author/海外不動産コラム-編集部)｜2020.03.03

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。 インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

### いつか天使になりたい

 鎌田

自分の欲得抜きで人の幸せのために仕事をするという考え方は、いつ頃からお持ちなんですか。

 小山

30代になってからですね。僕は比較的早く、20代の頃にテレビでヒットをつくっていました。視聴率がよければ人からほめられるわけですが、途中から、それがいったい何になるんだろうと思うようになって、仕事がイヤになったことがあったんです。

 鎌田

そうでしたか。

 小山

それで逃げ出すように北海道に旅に出て、途中、ひなびた銭湯に入ったんです。そうしたら脱衣所で、先輩がコントを書いている番組が流れていました。そのコントを観て、1つのイスを分け合って座っている小さな兄弟がおなかを抱えて笑っているんです。この瞬間、先輩のコントがこんな小さな子供たちを幸せにしているんだと感動し、もしかしたら自分の番組も同じように誰かを幸せにしているかもしれないと気づいたんです。それからですね、人を幸せにするために仕事をしようと考えるようになったのは。

 鎌田

ご自分の仕事に対する考え方がまったく変わったんですね。

 小山

戦国時代って、人を殺すことが仕事だったんです。でも今の時代は、人を幸せにすることでお金をいただける。それって、とてもハッピーじゃないですか。人を幸せにするために、すべての仕事を自分も楽しみたいと思っています。

 鎌田

薫堂さんの人生の目標は何ですか。

 小山

よく訊かれるんですが「天使になること」って答えています。つまり見返りを一切期待せずに、人に施しをしたいと。施しっていうとちょっと上から目線なんですが、「あの人が幸せになってくれたら、それだけで嬉しい。それが仕事になるなら、なお嬉しい」ということです。弘前のワインバーのマスターに、一番幸せなことはって尋ねたら「孫に小遣いをあげること」って返ってきました。人からもらう幸せは長続きしないけど、人に与える幸せはずっと続く、だから小遣いをあげられてハッピーだ、というわけです。

 鎌田

では、薫堂さんにとってお金とはどういう存在でしょう。

 小山

それはとても明快で、僕にとってお金とは、相手に対する拍手です。美味しい料理を食べたら料理人に対する拍手としてお金を払う。これほどの料理をつくるまでに至った、その努力に対する拍手ですね。その意味で最近不憫だなと思うのが、もやしです。

 鎌田

もやしですか！

 小山

もやしって、スーパーで9円で売られていることもあるんです。これは、生産者さんや販売者さんに対する拍手としては、間違っていると思うんです。あとは、ちくわですね。こんにおいしいちくわが、こんなに安くていいわけがない。もっとちくわの価値を上げたいと思っています。逆に、松茸なんか、そんなに拍手しなくてもいいだろうと。

 鎌田

なるほど。同感です。

| 対談後記 小山薫堂さんとお話していますと、いかに自分が、日々俗にまみれて生きているかを痛感します。いまさらながら、ビジネスの世界は世知辛く、ある面で心が荒みます。 薫堂さんの行動の目的は人を幸せにすること。一方、ビジネスの世界は当然人を幸せにしなければなりませんが、やはりどれだけ経済的な対価を最大化できるか。つまり、どんなにきれいごとを言おうと、お金が目的であることに違いはありません。 それが理由なのでしょうが、お付き合いをさせていただいていて、薫堂さんから商売っ気を感じたことがありません。これは、本当にうらやましい限りです。 努力は夢中に勝てない。まったくもってその通りと思います。そもそも「夢中」になれることがどれほどあるか？　自分に問うたとき、なかなか答えが出てきません（答えを書くことがはばかられます）。 何かに没頭していて、いつの間にか時間を忘れ、気づいたらもうすっかり日が暮れていたという思い出があります。それは子供のころのことで、本当に時間を忘れていた。 大人になり、仕事を持って、がむしゃらに時間投入した記憶もありますが、子供のころの夢中とはどこかが違います。つまり、それは結局、経済的対価があるかどうかに帰結するように思えるのですが、考えすぎでしょうか？ 話は飛びますが、最近話題の環境活動家グレタ・トゥンベリさん。彼女が嫌いな大人がたくさんいるようです。世界のために報酬を求めず夢中に活動しているグレタさん。俗にまみれて経済的対価を追求する大人からすると、鼻につくということではないでしょうか。 次回、薫堂さんにお会いしたら、グレタさんをどう思うか聞いてみようと思います。 鎌田和彦 |
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※この対談は、2020年1月24日に小山薫堂さんが代表取締役社長を務める株式会社オレンジ（東京都港区）で行われました。

**関連記事<https://wm.openhouse-group.com/column/100002-8>**[人の幸せのための仕事が自分を幸せにする（その1）](https://wm.openhouse-group.com/column/100002-12)

[人の幸せのための仕事が自分を幸せにする（その2）](https://wm.openhouse-group.com/column/100002-13)

**オープンハウスの米国不動産投資**[**  
**](https://wm.openhouse-group.com/column/100002-8)[オープンハウスはなぜ“米国”不動産に取り組むのか](https://wm.openhouse-group.com/column/100001-3)

[なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか（その1）](https://wm.openhouse-group.com/column/100001-1)

[なぜ、こんなにも多くのお客様にご支持を頂いているのか（その2）](https://wm.openhouse-group.com/column/100001-2)

[完全な記事を表示](https://wm.openhouse-group.com/column/人の幸せのための仕事が自分を幸せにする-ゲスト小山薫堂氏-第3回-100002-14)

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