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クレジットカードの進化と真価。(ゲスト 林ハミルトン氏:第1回)

作成者: Discovery~賢者の習慣~ 編集部|2021.08.31

賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます

別のステージで自分の実力を試すために

鎌田

林さんのお名刺がすごい。金属製クレジットカードを発行しているだけに名刺も金属なのですね。格好いいですね。そしてこちらが金属製クレジットカードであるラグジュアリーカード。重厚感があります。

24金のコーティングを施してあります。あのオスカー像を手がけた製造会社によるものです。

鎌田

オスカーですか!

オスカー像と同じという物語が、会員さまにとってのワクワク感につながるわけです。触れればおわかりいただけるように、レーザーによる印字ですので凸凹はなく、ICチップもあえて小型のものを採用し、目立たないようにデザインされています。Mastercard®のロゴも約20分かけて削り出すなど、細部においてこだわりをもって製造しています。

鎌田

つるんとした手触りで、輝きも美しいですね。とても上品な印象です。

クレジットカードは毎日お使いいただくものですから、ご利用のたびに感動と喜びを得ていただけるよう、細かなところにもこだわっています。

鎌田

そもそも林さんはシティバンクの投資銀行部門に入社されたとのことですね。それがどうしてクレジットカードの世界へ?

おっしゃるように最初はシティバンクの投資銀行部門でクライアントの投資案件を担当していました。次に経理部門に異動し、様々なビジネスを俯瞰的に見ました。するとクレジットカード部門が地味だけれど面白いと気づいたんです。

鎌田

確かに投資銀行に比べると地味かもしれません。

ええ、地味なのにしっかりと稼いでいるのがクレジットカード部門でした。投資部門はIPO案件など華やかですし、大きく稼ぐこともできます。一方でまったく稼げないこともあって、年度によってはクレジットカード部門のほうが稼いでいることもありました。地味だからこそ安定的に稼いでいるクレジットカードのビジネスに興味をもったわけです。

鎌田

シティバンクをお辞めになったのは。

シティバンクには11年在籍しました。面白い仕事をさせてもらい、感謝しています。しかしビジネスの成功が自分の力によるものだったのか、あるいはシティバンクだから成功したのか、正直わからなくなっていました。そこで別のステージで自分の実力を試してみたいとの思いが強くなり、転職を決めました。

鎌田

思い切ったチャレンジでしたね。

その後、他の金融機関を経てラグジュアリーカードに移りました。

鎌田

クレジットカードの世界は大資本が大がかりな仕組みをつくっています。その中に切り込んでいくのは、まさにベンチャースピリットですね。

我々はこの世界では中小企業そのものです。ですからスピード感、アイデア、サービス力といった独自の強みに磨きをかけてきました。日本ではローカルバートナーとして新生銀行グループと協力しており、同行にインフラ関係をご担当いただき、弊社が独自の強みを発揮することで戦っています。

 

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