賢人たちを賢人たらしめている行動や考え方は。そして、大切にしている習慣は──。
インタビューを通じて、そんな共通点を探っていきます
※この対談は2021年6月21日に、佐渡島庸平さんの福岡のご自宅と弊社「GINZA XI」ラウンジ(東京・銀座)をオンラインで結んで行われました。
対談後記 株式会社コルクの佐渡島さんにお話を聞きました。
ここ最近、すっかり漫画を読まなくなった私ですが、私でも「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」は知っています。「バガボンド」でいうと、どなたかに薦められて文庫本を買って読みました。とても読みごたえがあったことを記憶しています。私が少年時代に親しんだ漫画と言えば、「がきデカ」だとか「マカロニほうれんそう」くらいしか思い浮かびませんし、社会人になってから読んでいた「課長 島耕作」のような社会派というか大人向けの漫画と比較しても、「バガボンド」はかなり上位の部類に入ってきます。
そういうヒット作を生み出す漫画家の先生たちと企画を組み、毎週の連載の方向性を話し合っていた佐渡島さんですから、当然ながらヒット作を生み出す法則を持っているに違いないありません。ところが、その肝心なヒット作を生み出す法則についてきっちりと聞けなかったのが最大の後悔です。
「ドラゴン桜」が最近「ドラゴン桜2」として連載されていたというお話も聞きました。恐縮ながら「ドラゴン桜」を読んだことはないのですが、前述の通り、その作品の概観は理解しています。このヒット作の初期的なアイデアは佐渡島さんから出たそうで、佐渡島さん曰く作者の三田さんに具材を提供しただけだと。しかし、そのアイデアを出すことがなかなか出来ないわけで、佐渡島さんの才能のなせる業だと思うしかありません。
この「ドラゴン桜2」(新作バージョン)は、スマホ時代に合わせているとのこと。まさに、なるほどと膝を打ちました。教科書とノートで勉強していた旧時代とPCを通じたEラーニングやら何やらが行われる時代では勉強方法が変わって当然。こういう進化系で二度おいしい思いをするというのは、プロデューサーセンスがなければ出来ないことだと思います。(全然違うと怒られそうですが)集合型アイドル「おニャン子クラブ」をヒットさせ、また、再び時代背景を変えて「AKB」をヒットさせる秋元康さんのように、佐渡島さんにはヒットメーカーとしての独特な目利きがあるのでしょう。
佐渡島さんの今後の活躍には、目が離せないなと実感した次第です。
鎌田和彦 |
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