25日、米国を代表する企業500社の株価から算出される株価指数、S&P 500が過去最高値を再び更新しました。株式市場の勢いは衰える気配がありません。
海外株式や投資にまつわる情報を提供している「Motley Fool」では、3名の寄稿者に、高騰する市場のなかで、割安に見える企業を1つずつ選んでもらいました。彼らが挙げたのは、ロッキード・マーチン社、ブランズウィック社、そしてロイヤル・ゴールド社。いずれも老舗企業と言える会社ですが、なぜ今、この3社がお買い得と言えるのでしょうか?
ロッキード社は、2020年に過去最高の売上高、純利益、フリーキャッシュフローを記録。米国政府とのビジネスの取引が多いため、長期にわたる国防費の低迷が逆風になっていますが、極超音速ミサイル、人工衛星、核防衛プログラムなどへの投資を行っている宇宙部門は、ロッキード社の主要な成長源のひとつになる可能性を秘めています。
ブランズウィック社は、パンデミックによるボートへの関心の高まりと、それに伴うボートの販売が長期的な成長につながる可能性があると期待されています。実際に、マリンレジャーへの関心の高まりを受け、ブランズウィックは2020年初頭に立てた3年後の目標を前倒しで達成しています。
ロイヤルゴールド社は、世界各国の貴金属鉱山の開発事業に投資する会社です。株式市場が下落傾向にあると、投資家たちは資金を保護しようと、金をはじめとするコモディティ商品に資金を移し替える傾向があります。現在の米国株式市場の値動きは、それとは真逆のタイミングであり、金価格は6月頭より2%ほど定価しており、まさに買い時。金をそのまま買ってもいいのですが、金の価格が上がるとき、ロイヤルゴールド社の株価はそれ以上に上昇する傾向があるため、おすすめの銘柄に挙げられています。
米国の北西部で記録的な熱波が発生し、カナダの一部地域では過去最高気温に達しました。今回の猛暑は、大気中の高気圧のドームが地域を覆っていることが原因とされており、1週間前にカリフォルニア州や南西部の州を襲った状況に似ています。
この時期、カナダの平均気温は約24℃ですが、ブリティッシュコロンビア州のリットンでは46.6℃を記録し、カナダで記録された過去最高気温を更新しました。バンクーバーの一部では、エアコンのない生活を送る人のために、猛暑用シェルターを設置、ビーチや地元のスプラッシュパークで涼をとる人もいました。
アメリカ国立気象局は、この地域の天気予報で「今日は、シアトルやポートランドなどで記録された最も暑い日として歴史に残るだろう」と述べています
この記録的な暑さによって、学校や企業は従業員や顧客を守るために休業せざるを得ず、屋外プールやアイスクリームショップなど、人々が暑さからの解放を求めて集まっている場所もありました。猛烈な暑さでインフラ、サービス、ビジネスが混乱し、気候変動に対応していないインフラを持つ地域が露呈し、今後の気候変動によるコスト増を示唆しています。
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