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地域の風景にマッチする木製の太陽光架台が2021年度グッドデザイン賞を受賞!

作成者: 海外不動産コラム 編集部|2022.01.16

Highlights

  • ソーラーシェアリング用木製架台が2021年度グッドデザイン賞を受賞
  • “地産地消の太陽光架台”を目指す「みらいのはたけプロジェクト」から生まれた木製架台
  • 再生可能エネルギーの普及に留まらず“まちづくり”そのものを推進するプロジェクト

“地産地消”を推進するソーラーシェアリング用木製架台

無機質な設備が並ぶ景色をイメージしがちな太陽光発電ですが、地域産業に貢献しながら、さらに風景に馴染むような“地産地消の太陽光架台”を作るべく立ち上がった「みらいのはたけプロジェクト」。

このプロジェクトから生まれた、泉産業株式会社が手掛けるソーラーシェアリング用木製架台が、2021年度グッドデザイン賞を受賞。「木造のソーラーシェアリングが普及することで、地域の原風景に馴染むサステイナブルなエネルギー供給のあり方が実現するかもしれない」と審査員から高い評価を受けての受賞となりました。

受賞したソーラーシェアリング用木製架台は、宮崎県児湯郡新富町に設置されているもので、2021年6月から利用がスタート。宮崎県産の県木を使用したソーラーシェアリング用木製架台となっており、プロジェクトのコンセプトを体現する、まさに“地産地消の太陽光架台”となっています。

 

再生可能エネルギーの普及だけではなく、“まちづくり”そのものを推進

今回、受賞したソーラーシェアリング用木製架台は、宮崎県内の木材メーカー・プレカットメーカー・農業従事者・大工と協議を重ね、要である農業への影響について、特に慎重な検証を行い形となったもの。テストサイトで模型を設置して作付けを実施し、そこでのフィードバックを経て、施工性・コスト・強度・耐久性などを逐一検証しながら、デザインを決めていきました。

使用する木材やアルミ部材については、あらゆる地域・メーカーで入手・製造ができる汎用性の高い仕様を採用し、コストを低減。アルミや鉄がメインのフレームと比較すると、製造工程におけるCO2排出量も抑えられています。

再生可能エネルギーの普及促進はもちろん、“まちづくり”そのものを推進するような同プロジェクトと、そこから生まれたソーラーシェアリング用木製架台。サステナブルな取り組みに従事する人やそうした分野に興味がある人は、ぜひ要チェックです。


▼ 製品概要
事業主体:泉産業株式会社
デザイナー:HSSD(佐藤寛之企画設計)
デザイナー氏名:佐藤寛之
Officialサイト:(みらいのはたけ) https://miraino-hatake.jp/

▼会社概要
社名:泉産業株式会社
所在地:東京都目黒区大岡山1-29-36
URL:http://eco-izumi.com/

 

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