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副業でこれから不動産投資を始めようという方のなかには「確定申告」について詳しく知りたいという人も多いのではないでしょうか。
特に会社員の方は、勤務先が税金の支払いを行なってくれるため、これまで一度も確定申告の経験がないという人も少なくありません。経験はあっても、ふるさと納税の寄付金控除や医療費控除くらい……という人も多いはず。
家賃収入が年間20万円を超える場合、確定申告義務が発生するので、不動産投資を行う場合、確定申告はほぼ間違いなく必要になります。そこでこの記事では、知っておくとメリットになる確定申告の初歩的知識をご紹介します。
確定申告とは、その人が支払う税額を決めるために、1年間で得た所得を確定させるための手続きのことを言います。より噛み砕いて言うなら「1年間でどれくらいの儲けが出たか?」を税務署に報告する手続きです。
会社員の場合は基本的に、会社が毎月の給料から源泉徴収を行い、また年末調整なども行ってくれるため、確定申告を個人で行う必要はありません。
そのため確定申告が必要なのは、主に個人事業主やフリーランス、あるいは副業をしている会社員などです。不動産投資で副収入を得る会社員もここに該当します。申告のやり方によっては、損をしてしまったり、脱税につながったりすることもあるので、しっかり把握して対応する必要があります。
確定申告には所得が少額な人向けの簡易申告制度である「白色申告」と、申告の手間はややかかりますが、税制上の優遇措置がある「青色申告」の大きく2種類があります。不動産投資家の場合は、節税効果が大きい青色申告を選んで損はありません。
青色申告にはさまざまなメリットがありますが、不動産投資家にとって特に大きなメリットとなるのが以下の3点です。
・最大65万円までの特別控除が受けられる
・赤字を3年間繰り越せる
・PCやカメラなどを経費として計上できる
デメリットとして、青色申告は原則として複式簿記で記帳せねばならないなど、記帳の難しさが挙げられます。しかし、2014年からは白色申告でも帳簿の提出が必要になったため、青色申告と白色申告でそこまで手間の大きさは変わらなくなりました。また最近では確定申告ソフトなども多数リリースされているため、そうしたツールを活用することで、手間は大幅に軽減されます。
こうしたことから見ても、不動産投資を行う場合は青色申告を選ぶに越したことはないと言えるでしょう。
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