賢者の投資術 Powered by OPEN HOUSE

三越伊勢丹×三井物産が、完全予約制BtoBモビリティサービスの実証実験を実施!サステナブルな購買体験やライフスタイルを提案する新たな形

作成者: 海外不動産コラム 編集部|2021.09.05

Highlights

  • 三越伊勢丹のビジネスソリューション事業部と三井物産がモビリティサービスを通じた実証実験を実施
  • 社会課題の解決を目的としたサステナブルな購買体験やライフスタイル提案のきっかけとなる実験に
  • 店舗のサービスが、自分の生活圏でも体験できる時代が来るかも?

三越伊勢丹と三井物産が新しい購買体験を提供する実証実験を実施

長期化するコロナ禍に伴い、企業のテレワーク導入が進むなど、世の中の働き方が大きく変わる昨今。オフィスワーカーへのライフサポートの一環として、株式会社三越伊勢丹と三井物産株式会社が、2021年7月5日(月)~9日(金)までの5日間、三越伊勢丹の実店舗をモビリティサイズにした専用の移動型ショップの実証実験「good place shopping by 三越伊勢丹」を行いました。

本実証実験は、三井物産と株式会社博報堂が取り組む、渋谷の街をより良くする生活者共創まちづくりプロジェクト「shibuya good pass(渋谷グッドパス)」のパートナー企業としてクリエイティブオフィスの企画運営を行う株式会社リアルゲイトが運営する新しい働き方に寄り添うオフィスサービス「good place(グッドプレイス)」と連動。

リアルゲイト本社及び「POTAL POINT HARAJUKU」に入居している企業を対象に行われ、自動運転による移動型の小型ショップ空間Sociable Cart(ソーシャブルカート)「SC-1」と、トレーラーハウス型モビリティ空間が用いられました。

今回、提供されたサービスは三越伊勢丹が手掛ける未整理品の整理・買取・引取サービス「i’m green」と、顧客の要望に合わせたコーディネート提案を行う「コンシェルジュサービス」の2つのサービス。今回の実証データを活かし、今後、実店舗以外での特別な購買体験の創出が期待されます。

本実証実験は、三越伊勢丹のビジネスソリューション事業部が、オフィスワーカーへの特別な購買体験を通して、法人様の福利厚生や企業ブランディング等のサポートを行い、お客さまのニーズやオフィス利用満足度の向上を検証するとともに、新たな社内コミュニケーションの機会創出やサステナブルな新しい体験を提供することを目的としています。
普段百貨店事業ではお付き合いのないパートナーとの協業をビジネスソリューション事業部がマッチング&取り組むことにより、どのような社会課題の解決ができるのかも含め実証実験を通して検証していきます。

今回はビジネスソリューション事業部の持つクライアントネットワークと、グループ全体のアセットの中から、オフィス居住者の課題を解決すべく、百貨店事業が持つサービスを掛け合わせて社会課題の解決含めた実証実験となっております。

ビジネスソリューション事業部は、
一部上場企業を中心とした約1,000以上の法人顧客(クライアント)に、さまざまなビジネスソリューションを提供してきました。具体的には、「お客さまの暮らしを豊かにする、”特別な”百貨店を中核とした小売りグループ」の実現をめざし、三越伊勢丹の強み(暖簾・グループリソース)を活かしてクライアントやパートナーと寄り添って、高品質・高付加価値なサービスと三越伊勢丹グループ連邦(ネットワーク)の持つ12の事業会社を掛け合わせた13のビジネスソリューションプラットフォームを構築しております。百貨店の枠を超え、川上から川下まで網羅するソリューションビジネスを通じて、社会課題の解決と、豊かな社会・未来を創り続けていくことを目指し、今年の4月には、法人事業部から呼称をビジネスソリューション事業部へ変更し、決意も新たにしました。

 

店舗のサービスが、自分の生活圏でも体験できる時代へ?

今回提供されたサービス「i’m green」は2020年10月14日(水)から日本橋三越本店新館7階にてトライアルとして開始している、“捨てない社会”の実現に向けた買取・引取サービス。

今回の実験では完全予約制で、モビリティ内で最短30分ほどで完結する衣料品や雑貨などの簡単で便利な査定・買取サービスを提供。気軽に参加できるサステナブルな取り組みを、利用者に実際に体験してもらう形となりました。

もう一つの提供サービスである「コンシェルジュサービス」は、顧客の要望に合わせて複数のブランドの商品を一か所に取り揃え、まとめて試着や比較検討などの接客を受けることができるサービス。2020年11月25日(水)から開始されている「三越伊勢丹リモートショッピング(MIRS)」と組み合わせることで、事前のリモート相談とオンライン購入を可能にしています。今回の実証実験は完全予約制で、事前の要望に合わせてモビリティ内に商品をあらかじめ用意。接客を受ける中で必要に応じて、リモートで店頭のスタイリストとつなぐことでその場でさらに比較検討やお客さまのお悩み解決を可能にし、最後にまとめてアプリ決済ができるなど、その場でのスムーズなお持ち帰りを可能にしました。

これまでは店舗に足を運ばなければ体験できなかったサービスが、自分の職場や生活圏の近くでも気軽に体験できるようになる、ひとつのきっかけとなるような今回の取り組み。ニューノーマル時代の働き方やライフスタイルに適した新しい購買体験の広がりに、今後も期待が持てそうです。

▼提供サービス概要
・「i’m green」
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/service/imgreen.html

・パーソナルショッピングデスク(コンシェルジュサービス)
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/other/welcomegate.html

・三越伊勢丹リモートショッピングアプリ
https://www.mistore.jp/shopping/campaign/mirs_cp.html

▼三越伊勢丹ビジネスソリューション事業部
上場企業などを中心とした約1,000以上の法人クライアントに対し、三越伊勢丹の強み(暖簾・グループリソース)を活かしてクライアントに寄り添った、高品質・高付加価値なサービスを提供しています。
https://www.imhds.co.jp/biz-solution/index.html

 

関連記事
エールビールとのペアリングに特化した、香る枝豆「THE AROMA GREEN」が販売開始

カメラへのこだわりがギュッと詰まったライカ初のスマートフォン「Leitz Phone 1」が発売

要注目の“若化(じゃっか)”サプリ、『メトセラN.M.N.』が全国の医療機関で提供開始

栄養豊かなアスパラガスの茎を原料にしたほうじ茶「翠茎茶-ROASTED ASPARAGUS TEA-」が販売スタート

ダイエットや筋トレにもおすすめ。高たんぱくスナック「Protein Slimfy Chips」が販売開始