アロハ、ハワイからこんにちわ。
安倍内閣総理大臣が持病である潰瘍性大腸炎の悪化により辞任することは、アメリカでも報道されました。個人的には、残念だと思っております。日米の友好関係を築いていただきありがたく思っております。
また一方、アメリカでは、4年に一度行われる大イベント、大統領選挙が11月3日(火)に予定されていると同時にこちらでは、ホノルル市長選本選挙が11月に行われる予定ですが、新型コロナウィルスの増加に伴い、予定通り行事が実行されない可能性が高いようです。
デービッド・イゲ知事は、8月27日(木)より再度2週間の在宅命令を発令したことにより、建設、医療関係、保育所などの必要不可欠なビジネス(エッセンシャル・ビジネス)以外は、営業停止を命じられ、倒産や店を閉めるところが続出しております。しかし、ハワイの不動産マーケットには大きな影響は出ておりません。
サチ・ブレーデン
セントラル・マウイで森林火災
セントラル・マウイで現在発生している森林火災により、セントラル・マウイの約95%に及ぶ範囲が、避難対象と道路封鎖の対象となっていると消防当局者が発表。
詳しくは こちら
ハワイへの渡航者数は、昨年の同じ月と比べて約98%減少
2019年7月にハワイを訪れた渡航者は、995,210名に対し、今年の7月に訪れた渡航者は、22,562名でした。その中で、アメリカ本土以外から訪れた渡航者は、約2,100だけでした。
詳しくは こちら
デービッド・イゲ知事は、オアフ島における在宅命令を発表
オアフ島では、新型コロナウィルス感染者の増加を受け、デービッド・イゲ知事は8月27日(木)より、2週間の在宅命令(Stay at home)を発令されました。
詳しくは こちら
今回は『不動産売買契約書』の重要な条項の中から『コンドミニアムドキュメント』についてご紹介します。
契約書のM条項は、所有者組合のある集合住宅、主にコンドミニアムに適応する条項で、買い手にとって購入する物件の運営状況を把握するための大変重要な一項です。条項を印刷すると3cm以上の厚みになり『コンドミニアムドキュメント』といわれています。
条項の内容は、所有者組合のハウスルール、管理会社による訴訟や特別賦課金、管理費値上がりの有無などが記載された『開示書』『理事会の議事録』『年次総会の議事録』『財務報告書』『予算と修繕計画』『保険』『定款』等の書類一式です。
M条項の重要ポイントは『財務報告書』で健全な運営をしているかどうか、『訴訟の有無』『大きな修繕費』が現在または将来あるかなどの確認です。またペット所有する人にとっては『ハウスルール』で、ペットが飼えるかどうか、飼える場合はペットの種類と大きさと何匹までを確認する必要があります。
例えば、新しい開発物件でも、建物に欠陥があり、所有者組合が開発業者を訴える場合の弁護士費用をオーナーが負担する可能性があります。古いコンドミニアムの場合は、エレベーター、配管、窓、コンクリートなどの補修に関する大きな特別賦課金はオーナーが負担します。その負担額、支払い方法や支払い時期なども把握しておくことが重要です。
コンドミニアムの運営状況は、当然ローンを組む場合にも重要事項となります。『コンドミニアムドキュメント』は、売り手の負担で契約成立日から10日間前後の期間に入手して買い手に渡します。買い手は受領後10日前後で内容を確認します。もし内容に不満がある場合は、買い手は契約を破棄することができます。
ハワイの不動産の売買・賃貸・物件管理、お問合せは、オープンハウスグループの『サチハワイ』までどうぞ。
関連記事