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サチハワイのニュースレター VOL.85 8月から旅行者の受け入れ再開する可能性がでてきました。

作成者: サチ・ブレーデン/ Sachi Braden|2020.06.28

8月から旅行者の受け入れ再開する可能性がでてきました。

アロハ、ハワイからこんにちわ。

東アメリカ中心に世界中で人種差別及び、警察による暴行に抗議するデモが行われています。ハワイは多重民族の中でもアジア系や太平洋諸島系が多く、今回の人種差別を重く受け取っている住民もいます。6/6(土)には、オアフ島で過去最大となる1万人規模のデモがございましたが、ケガ人、逮捕者は出ませんでした。現在は、デモなどはなく、落ち着きを取り戻しておりますが、まだコロナウィルスの感染者が完全ゼロにはなっておりません。

感染者の増加を防ぐため、6月及び7月の期間、JAL、ANAは全便運休が決まり、ハワイアン航空は7月中旬頃から運行を再開する予定となっております。また、ハワイは今月より30℃越えの日々が続いておりますが、過ごしやすい気候となっております。ハワイ州知事が出発地でPCR検査等で陰性であることが証明できれば、2週間の隔離措置は免除する方向で検討中とのことで、早ければ8月から旅行者の受け入れの再開の可能性がでてきました。フライトが再開したのちに、是非ハワイに足を運んで頂ければと思っております。

サチ・ブレーデン

ハワイのニュース

全米女子プロゴルファーのミシェル・ウィーが第1子を出産
ホノルル出身の韓国系アメリカ人の女子プロゴルファー(LPGA)、ミシェル・ウィーがSNS上で6/19(金)に第1子となる長女を出産したことを発表しました。
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ハワイカイで水道管破裂
6/21(日)早朝にHawaii Kai DrとHahaione Stの交差点で水道管の破裂により水圧の低下もしくは、出ないトラブルが発生しました。現在も復旧工事が行われております。
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公園の利用再開へ
オアフ島の都市公園の利用が6月19日(金)より可能になりました。
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不動産の基礎知識『固定資産税の仕組み』

今回はハワイの固定資産税の仕組みについてご説明します。

まず、そもそもハワイの固定資産税の仕組みについて、会計年度は7月1日からはじまり翌年の6月30日までとなります。固定資産税は国税ではなく、地方税ではありますが、州単位よりさらに下位の行政区分にあたるカウンティ(County)によって税率も区分も変わりますので、つまりハワイの島ごとにも税率・区分が異なります。また固定資産税の評価替えは毎年10月1日に行われます。ハワイでは、日本のような路線価や公示地価の指標がないため実勢価格に近い印象です。

固定資産税の支払いは年に2回、半年ずつ行います。毎年6月30日にその年の固定資産税計算を締め、7月20日頃に前期分の納付書がオーナーに届きます。8月20日頃が前期固定資産税の支払期限となり、翌年の1月20日頃に後期分の納付書が送付されます。2月20日頃に後期分の固定資産税の支払期限となります。万一、遅延した場合、遅延金が科されてしまうので気を付けてください。

そして、2019年7月に変更された税率について、ハワイ州のオアフ島のホノルルカウンティーで固定資産税率において、「Hotel/ Resort」と「Residential A」の$1M超の区分が変更となりました。「Residential A」の区分とは、主たる住居でない不動産をお持ちの場合になります。日本人購入者の多くがこの区分に該当します。

その内、不動産評価額が$1M(約1億1千万円、1ドル110円計算)を超える物件について変更前0.9%→変更後1.05%となりました。同じ「Residential A」の区分のうち不動産評価額$1M以下に変更はなく、引き続き0.45%のままとなります。また主たる住居としての不動産であれば「Residential」という区分になり税率は0.35%となります。

また、「Hotel/ Resort」の区分とは、ホテルコンドなどでホテル運用している方、もしくは、お持ちのコンドミニアムを1か月未満でバケーションレンタル運用をされている方が主に該当します。今まで、1.29%であったのが、変更後1.39%となります。ちなみに、税率としては、全米50州のなかでも最も低水準ではあるものの、不動産評価額が高いため納付額も高い状況です。固定資産税の支払忘れにはお気を付けくださいませ。

 

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