アロ~ハッ!! ハワイからこんにちは。
皆様お元気ですか? ハワイのサチ・ブレーデンです。
Vol.101です。私は、101という数字が何となく好きです。アメリカ合衆国の大学では、101は基礎あるいは入門科目の番号になっていることから、転じて、あるものが入門者向けであることを示します。 私にとっては“初心忘れるべからず”の数字です。
さて、2月に入りましても、ハワイの経済状態は、残念ながら一向に改善の兆しが見えません。それもそのはず、ハワイの実質失業率は昨年4月より、20%前後と高止まりしたままで、同じ観光業を主産業とするラスベガスのあるネバダ州の失業率を抑えて、全米で最悪なのだそうです。ハワイ復興のために一刻も早く世界の観光客が自由にハワイに来れる日が来ることを切望して止みません。そして何度も申し上げますが、観光産業以外の新産業をハワイ地場で育てる緊急性を感じています。
そんな中、ホノルル不動産協会から今年1月の不動産市況が発表されました。2021年1月期の戸建と、コンドミニアムの取引件数は、昨年同月比それぞれ+9.8%、+3.4%で依然好調を維持しております。また1月期の戸建の成約中間価格は、$883,000で、昨年同月比+14.7%、昨年12月期と比べても+1.5%と依然として好調です。
一方でコンドミニアム取引中間価格も$452,000で昨年同月比+5.4%とこちらも比較的好調でした。最近の不動産取引で大変特徴的なのは、物件が市場に出ている期間が異常に短い、売れていくスピードが速い、ということです。戸建売買で比較しますと、昨年1月期の平均市場表示日数が平均35日間に対して今年1月期はなんと、平均9日間でした。しかも総成約物件の内の54.6%が初回売り出し価格よりも高値で取引された、とのことです。もはや”バブル“ですね。
サチハワイ・スタッフ一同、皆様の健康とご多幸をハワイの地より祈念しております。
サチ・ブレーデン
州の実質失業率20%弱、依然として全米最悪
州の実質失業率20%弱、依然として全米最悪ハワイ・パブリック・ラジオの分析によると、ハワイ州の実質失業率は20%弱で、依然としてラスベガスのあるネバダ州を抑えて全米最悪であり、過去数か月の間、若干の改善が見られたものの、ここにきて改善速度が鈍化・停滞しているようだと発表した。
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商業施設の家賃滞納者に救済措置を検討
スターアドバタイザー紙の報道によると、ハワイ州立法委員は、ハワイ州の商業施設家主に対して、パンデミックによる商業施設の長期家賃滞納者への立ち退きを強制することを禁止するなどを含む救済措置法案の成立を目指しているとのこと。
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2021年1月期オアフ島不動産市況
ホノルル不動産協会によると、オアフ島で1月期に取引された一戸建て物件数は昨年同時期に比べ9.8%増の合計291軒、中間価格も昨年比14.7%増の$883,000で終了した。
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