今週は、アメリカ全土で話題となっているトランプ大統領の新型コロナウイルス感染と、動画共有アプリ「TikTok」の動向についてお知らせいたします。
さる10月2日未明に、アメリカ大統領のトランプ氏が自らのツイッター上で、自身とメラニア夫人が新型コロナウイルスの検査結果で陽性であったことを発表。同日中に入院し、10月5日に退院しました。
来月11月3日にアメリカ大統領選挙を控えているトランプ大統領。新型コロナウイルスへの対応は票数を大きく左右する要素です。今回の選挙において、トランプ大統領の感染報告は共和党にとって大きな打撃となることが考えられます。
トランプ大統領の陽性報告をはじめ、再度新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるアメリカ。10月6日時点でのアメリカ全土の新規感染者は約43,000人。弊社が物件を取り扱うテキサス州では約4,400人、カリフォルニア州は約2,700人、ジョージア州では約1,000人、ハワイ州では83人となっております。
続きまして、新型コロナウイルスと同様に全米で話題となっている「TikTok」の動向についてお知らせいたします。
中国企業バイトダンスが運営する動画共有アプリ「TikTok」は、若年層を中心に絶大な人気を誇り、アメリカ国内でのユーザー数は1億人を超えています。しかし、トランプ大統領は、中国への個人情報流出などの国家安全保障上の懸念から、TikTokの利用を禁止する大統領令を発布し、大きな話題となっています。
これを受け、バイトダンスはTikTokの国際事業を米ソフトウエア大手のオラクル等に事業譲渡し、「TikTok Global」という新会社を米証券取引所に上場させるという案を提出。トランプ大統領もこれを暫定的に承認しました。
トランプ大統領はTikTok Globalの米本社は、テキサス州に設立される可能性が高いと述べており、テキサス州のアボット知事も積極的な受け入れ姿勢を見せています。
自身の新型コロナウイルスの感染やTikTokを巡る動きなど、トランプ大統領の動向には各方面から注目が集まっています。
以上、田力優がお伝えいたしました。
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