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黒川紀章の代表作「中銀カプセルタワービル」から取り外して修復されたカプセルが和歌山県立近代美術館にて展示

作成者: 海外不動産コラム 編集部|2024.01.15

【この記事のポイント(Insights)】

  • 建築家・黒川紀章の代表作「中銀カプセルタワービル」
  • 同ビルから取り外し、修復されたカプセルが和歌山県立近代美術館で展示
  • 中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトの第4弾

 

黒川紀章の代表作を保存・再生するプロジェクト

メタボリズム(新陳代謝)思想の建築として知られる建築家・黒川紀章の代表作「中銀カプセルタワービル」。老朽化を理由に2022年に解体された同ビルですが、カプセルやメタボリズムの思想を後世に伝えたいとの想いから、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトが「カプセル新陳代謝プロジェクト」を発足。

140あったカプセルのうち23カプセルが救出されました。その一部は竣工時の姿へと修復。修復したカプセルを美術館や商業施設に展示したり、宿泊施設などでの再活用を推進したり、さまざまな活動を展開しています。

この度、同プロジェクトの第4弾として、修復されたカプセルのひとつ(A908)を和歌山県立近代美術館に展示することが決定しました。

黒川が設計した美術館で、代表的作品を体感

(キャプション:再生中のカプセル)

和歌山ゆかりの作家を中心に、総数1万点を超えるコレクションを所蔵している和歌山県立近代美術館もまた、黒川紀章の作品のひとつ。この度の展示にあたり、1970年代の黒川紀章の原点的エッセンスが詰まったカプセルを、1990年代の黒川建築で体感いただける新たな場が生まれることになります。

日本国内の美術館としては初、かつ黒川紀章が設計した美術館としても現状で唯一となる今回の展示。当面はカプセル外観のみの展示となりますが、今後あらためて内部公開の機会が設けられる予定です。

黒川紀章の代表的作品を、黒川設計の美術館で見ることができるまたとない機会。建築やアート好きの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。



▼中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト
公式ウェブサイト:https://www.nakagincapsuletower.com/
カプセル新陳代謝プロジェクトウェブサイト:https://capsule-metabolism.com
Facebook:https://www.facebook.com/NakaginCapsuleTower
instagram:https://www.instagram.com/nakagin_capsule_tower/
X(旧Twitter):https://twitter.com/nakagincapsule

 

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