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オープンハウスでは不動産の需要が旺盛で、安定した賃貸収入を得ることができ、さらに住宅価格の上昇によって売却益が出る可能性が高いエリアを見きわめ、重点的に不動産を仕入れています。テキサス州のダラス・フォートワース都市圏もそのようなエリアのひとつです。今回はダラスの北約25〜30kmに位置するアレンを取り上げ、オープンハウスがなぜその街に注目しているのかをご紹介しましょう。
まずアレンの地理を紹介しておきましょう。アレンがあるのはテキサス州。この州では石油や天然ガスが産出されるため、20世紀からエネルギー産業が盛んでした。そして、近年はハイテク産業も成長してきていて、テキサス州のGDPはカナダ一国に近いほどの規模があります。
そしてそのテキサス州の産業の中心地のひとつが、ダラス周辺です。ダルビッシュ有投手が大リーグで最初に所属したテキサス・レンジャーズの本拠地も、このダラスに隣接する都市アーリントンにありますね。このダラス・フォートワース・アーリントン都市圏の2018年度の人口増加率は17.33%で、全米平均の3倍近くにもなります。
また、同都市圏に含まれるプレイノ市のデータになりますが、住宅価格の中央値は世帯年収の中央値の4.18倍です。ハワイ州ホノルの10.93倍、東京・港区の8.44倍などと比べるとだいぶ低めで、地元のひとにとって手の届きやすい価格水準です。逆に、今後の価格上昇の余地が残っているエリアだともいえるでしょう。
それでは、アレンというのはどういう街なのでしょうか?
アレンはダラスの北にあり、ダラスのダウンタウン(中心部)から25〜30分という通勤・通学圏内の距離にある街です。また、ダラス・フォートワース空港にも30分前後で行けるという好立地です。
アレンのすぐ北には東西方向に走る高速道路と南北方向に走る高速道路が交差する場所があります。アレンは、ダラス中心部との距離が近いだけでなく、どの方面にも行きやすい交通の便の良好な街だといえます。
住宅街が整備されていて緑も多く、大都市の通勤圏として住みやすい環境です。
アレンには現在開発中の複合施設があり、これによってもまた街の価値が上がることが見込まれています。
アレンの北部に、全米でも有数の不動産デベロッパーであるハワード・ヒューズ社が開発を行っている区画があります。Monarch Cityと名づけられたこの区画は、約269エーカー(1.09平方キロ)の広さがあり、ここに同社はオフィス、住宅、店舗などを含む複合施設を建設中です。
ハワード・ヒューズ社がこの地区を開発するというのは、同社がアレンという街に価値を見いだしていることにほかなりません。
同社のウェブサイトでは、アレン市がマネー誌によって2017年の『全米の住みたい都市ランキング2位』に選ばれていることや、同市の6学区がアメリカの学区トップ100に選ばれていること、3マイル圏内の世帯年収平均が13万3000ドルと高水準であることなどを喧伝しています。
この複合施設Monarch Cityによって、アレンの魅力はさらに高まり、住宅の需要増加、住宅価格の上昇が期待できます。
ここまででご紹介したように、アレンは現在でも収入の安定した家庭が多く、さらに今後もそういった家族の流入が増えていくことが見込まれます。
人口が増えていけば住宅の需要は継続していくため、安定した家賃収入が期待できるでしょう。また、住宅価格の上昇も見込まれるので、将来売却する際にも売却益が期待できます。
以上が、オープンハウスがアレン市の物件を積極的に仕入れて、お客様にもお薦めしている理由になります。
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