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コーヒーの廃材を活用したシロップ「PROUD LIBERICA COFFEE SYRUP」、賛同企業からコラボ商品が販売!

作成者: 海外不動産コラム 編集部|2022.10.31

Highlights

  • 株式会社LIFULLと世界的バリスタがコーヒー廃材を活用したシロップを共同開発
  • フィリピンのコーヒー農家の貧困問題に取り組むプロジェクト
  • 賛同企業の各店舗でシロップを使用したコラボ商品を販売

コーヒー廃材を活用して、貧困問題の解決に取り組む

株式会社LIFULL(ライフル)が取り組んでいる、地球上でまだ光が当たっていない素材にフォーカスし、新たな食材を見つけるプロジェクト「地球料理 -Earth Cuisine-」。2018年からスタートした同プロジェクトの第4弾となるコーヒー廃材を使用したシロップ「PROUD LIBERICA COFFEE SYRUP(プラウド リベリカ コーヒー シロップ)」が登場しました。

今回は「フィリピンのコーヒー農家の貧困問題」をテーマとしており、コーヒー栽培における廃材にフォーカス。通常は廃棄されるコーヒーの花・葉・枝・カスカラ(コーヒー果実の皮と果肉部分)を使用したシロップを、株式会社LIFULLと世界的バリスタの井崎英典氏が共同開発しました。

通常は廃棄される素材を活用してつくられたシロップ

コーヒー生産国のフィリピンでは、輸出競争の激化や外資系コーヒーチェーンの進出などにより、フィリピン国内のコーヒー生産量は減少傾向にあります。加えてコーヒー農家は、コーヒーを栽培して生豆を売るだけでは生活が成り立たず、慢性的な貧困に陥っている現状があります。

こうした問題を解決するため、株式会社LIFULLは生豆以外の廃材部分を活用したシロップを開発して、コーヒー農家の新たな収入源を年間を通じて生み出すプロジェクトを考案しました。

シロップに使用されているのは、コーヒーの世界3大原種であると同時に、流通量が少なく希少な「リベリカ種」の廃材。古くから「バラコ」と呼ばれフィリピン国民に愛されてきたリベリカ種を、フィリピンコーヒーの象徴として復活させることで、自国生産のコーヒーへの関心を取り戻す狙いもあります。

また、より透明性の高い取引を実現するために、生産にかかるコストや、シロップへの加工プロセス、さらには井崎氏考案のアレンジレシピなど、あらゆる情報を特設ページにて無償公開しています。

PROUD LIBERICA COFFEE SYRUPは、プロジェクトに賛同する企業が購入して活用する仕組みとなっており、2022年10月以降、猿田彦珈琲、小川珈琲、VERVE COFFEE ROASTERS、SG Groupが運営するæ(アッシュ)で、シロップを使用したさまざまなコラボ商品が期間限定で販売されています。

コーヒー好きの方、そしてサステナブルな取り組みに関心を抱いている方は、この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

▼企業情報
株式会社LIFULL:https://lifull.com/

▼PROUD LIBERICA COFFEE 特設ページ
https://table.lifull.com/earthcuisine/coffee/


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